110:名無しNIPPER[saga]
2017/10/02(月) 03:53:16.41 ID:/elKJarW0
女「だからね、少女ちゃん。 私は楽しく泳げたらそれでいい。 少女ちゃんが見てくれてる時に泳げれば、それでいい。 だって、少女ちゃんが見てくれてる時が一番楽しいからね!」
少女「先輩っ……!」
思わず、先輩に抱き着く。
先輩の言葉を聞いて、わたしは先輩のことを何も知らなかったのだと理解した。
先輩は、水泳ができたらそれでいいんだ。
結果を残したいわけじゃない。
ただただ、きっと────わたしに楽しく泳いでいる姿を見せるために。
女「少女ちゃん、ありがとう。 少女ちゃんがいなかったら、今の私は絶対になかった。 少女ちゃんがいてくれたから、水泳が楽しいって思い出せた。 ぜんぶぜんぶ、少女ちゃんのおかげなんだよ」
少女「っ……せんぱいっ、わたしも先輩がいなかったらっ……!」
先輩がいなかったら。
わたしは、どうなっていただろう?
文化系の部活に入るつもりだったけれど、なにか部活に入っていただろうか?
その部活では、今のような素敵な出会いは会っただろうか?
……きっと、考えても無駄なのだろう。
だって、今のわたしには今しかないんだから。
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