25:名無しNIPPER[saga]
2017/10/02(月) 00:27:12.92 ID:/elKJarW0
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少女「わ、わ、わっ」
女「体に力を入れないで。 慌てないで、リラックスして」
少女「は、はい」
何度かの休憩を挟みつつ、特訓は続いた。
わたしは今、先輩に手を引かれてプールを泳いでいる。
女「いい感じだね。 手を離してみるから、私のところまで泳いでみて」
少女「はいっ……ん……!」
先輩の手が離れ、数歩分先輩と距離が離れる。
それだけで恐怖が押し寄せてくるけれど、先輩の言いつけ通り体から力を抜いて、力み過ぎないように手足を動かした。
程なくして、鼻に柔らかいものがぶつかった。
少女「わぷ」
女「おっと。 すごいよ、泳げたじゃん!」
少女「え……」
女「あそこから、ここまで。 底に足も付いてなかったし、ちゃんと泳げてた!」
少女「え……わたし、泳げて……」
確かに後ろを見ると、先輩が手を離した時よりもプールの端が遠くなっている。
そっか、わたし、泳げたんだ。
達成感が込み上げてきて、思わず先輩に抱きついた。
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