27:名無しNIPPER[saga]
2017/10/02(月) 00:32:58.84 ID:/elKJarW0
女「……」
少女「……」
それでもわたしが腕を離すことはなく、また先輩も腕を緩めることはなかった。
水の中なのに、すごく温かい。
心地よくて、溶けてしまいそうで……。
部長「うおっほん!!」
少女&女「 「!!!!」 」
突然わざとらしい咳払いが聞こえて、驚いて先輩から体を離した。
部長「お二人さん。 イチャついてるところ悪いけど、そろそろ解散の時間でね」
少女「いいいイチャついてなんかいませんよっ!!」
女「そっ、そうだよっ……て、あっ、えっもうそんな時間!?」
部長「君たちが自分たちの世界に入り込んでる間にね。 他の部員たちにはもう帰ってもらったよ」
少女「あ、う……」
部長さんの言う通り、既に周囲にわたしたち以外の人はいなくなっていた。
部長「キリが悪そうだったから、終わるまで見てたよ。 やったね少女、泳げるようになったんだ」
少女「は、はい。 先輩のおかげで……」
部長「どうよエース、気分転換になった?」
女「……はい、とても」
部長「ふふ、そっかそっか。 じゃ、後片付けはお願いね」
少女「はい」
ひらひらと手を振って、部長さんはプール場から出て行った。
後に残されたわたしと先輩の間に、若干気まずい空気が流れる。
女「……私たちも帰ろっか」
照れたように笑って、先輩が言った。
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