少女「好きです、先輩」
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33:名無しNIPPER[saga]
2017/10/02(月) 01:33:40.53 ID:/elKJarW0
少女「……」




ベンチに座って、ぼんやりと周囲を見渡した。
みんなが頑張っている中で、わたしだけ座っているというのは何とも落ち着かない。




少女「……あ」




ふと、カゴに詰まった水筒が目に入る。
もう空だろうし、スポーツドリンクの補充でもしようかな。
水分補給は大事だし、飲みたいときにカラだったら辛いだろうし。
先輩はタイムの計測をやっているからこちらを見ていないだろうと思い、立ち上がってカゴの所へ向かう。




女「こら」

少女「ひっ!?」




後ろから、先輩の声がした。
恐る恐る振り向くと、そこには笑顔の先輩が。




少女「せ、先輩……計測は……」

女「もう終わったよ。 あとは自分たちでやらせてる……それより」




笑顔こそ浮かべているものの、先輩の目は笑っていない。




女「動くなって言ったよね」

少女「い、いえ…………はい」

女「休憩もう10分プラスね」

少女「ええ〜!? あっあのっ、ちゃんと10分間おとなしく休みますからそれだけは……!」

女「ダメ」

少女「えええ……」




がっくりと肩を落とす。
いつの間にか、わたしと先輩の立場が逆転していた。


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