48:名無しNIPPER[saga]
2017/10/02(月) 02:10:28.92 ID:/elKJarW0
部長「んで、次はエースか」
少女「……はい」
次のレースは先輩が出る種目の、50mの自由形決勝。
場内アナウンスを聞いて、部長さんが一瞬表情を翳らせた。
去年の先輩を見ていたから、心配なのだろう。
少女「大丈夫ですよ、部長さん。 先輩、あんなに練習したんですから」
部長「……そうだよね。 あたしたちも頑張って応援しないと!」
出場する選手たちが、プールサイドに集まってくる。
その中に、先輩の姿があった。
女「……!」
観客席を見上げた先輩と、目が合う。
部長さんと一緒に手を振ると、先輩も笑いながら手を振り返してくれた。
そのまま先輩は、スタート台に立った。
少女「先輩……」
舞台で戦うのはわたしではないのに、わたしの心臓はどくんどくんと脈を打ち、手も震えてしまっていて受験の時以上に緊張していた。
先輩の努力が報われて欲しい。
ただそれだけを願って、先輩の姿を見つめる。
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