55:名無しNIPPER[saga]
2017/10/02(月) 02:24:33.40 ID:/elKJarW0
少女「……あ」
女「あ……ふふっ」
わたしの視線に気づいたのか先輩がわたしの方を向いて、ふわりと微笑んだ。
普段とは違う先輩の雰囲気に、胸が高鳴る。
女「ね、少女ちゃん」
少女「わっ……は、はい?」
先輩が、浮き輪の縁に両腕を乗せてきた。
必然と顔が近くなってしまうから、思わずのけぞってしまう。
女「少女ちゃんってさ、彼氏いる?」
少女「え? な、なんでですか?」
女「ちょっと気になっちゃって。 これからのために」
少女「これから……?」
女「うん、これから。 どう?」
どこか不安げに、先輩がわたしの目を覗き込んでくる。
少女「い、いませんけど……」
わたしがそう答えたとたん、先輩の表情がぱあっと明るくなった。
女「そ、そっかそっか……ごめんね、変なこと聞いちゃって」
少女「い、いえいえっ、その、お恥ずかしい限りというか、その」
海の上でペコペコと謝り合う、わたしたち。
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