少女「好きです、先輩」
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56:名無しNIPPER[saga]
2017/10/02(月) 02:26:12.74 ID:/elKJarW0
女「そ、そんな、恥ずかしがることじゃないよ? 私もいないし、ね?」

少女「あっ、そ、そうなんですか……」




それを聞いて、ほっとしてしまう。
……わたしに可能性があるわけじゃないのに。




女「でも……そっか。 ならひとまず、安心かな」

少女「あ、安心……?」

女「……うんと、えっと」




顔を真っ赤にしながら、先輩が視線を彷徨わせる。
こんなに動揺している先輩を見るのは、初めてだ。




女「あの……ね、私が初めて少女ちゃんに泳ぎ方を教えてあげた時のことって覚えてる?」

少女「え? はい、もちろん覚えてますけど……」




忘れるわけがない。
わたしにとって、初めて泳げるようになったというとても大切な思い出だし。




女「じゃあじゃあ、その時に言ってた言葉って覚えてるかな?」

少女「その時に言ったこと……えと、たくさんあって、ちょっと」

女「あ、あはは……だよね。 ごめんね」




ぽりぽりと頭をかいて、先輩が謝ってきた。
なんだか今の先輩はおかしい。
大会の前日以上に、何かを不安がっているように見える。


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