10: ◆ao.kz0hS/Q[sage saga]
2017/10/07(土) 23:59:22.02 ID:mxDxIcFa0
“だめ…だめです………Pさん”
声音の鮮明さが増したのと知った名前の登場で、私の興奮は早くも最高潮に達しようとしていました。
声の主は当然の如く美波さんで、しかも何やら『ダメナコト』を始めようとしているご様子。
気付けば私の口元は歪んでいて、口の端からひゅうひゅうと空気が漏れ出る音が鳴っていました。
それはもしかしたら、噛み殺し損なった笑い声だったのかもしれません。
どちらにしても音を出すのは非常にマズイですから、両手で口を覆うことにしたのですが、その所為で鼻水を噴き出してしまったのでしたね。(なんせ寒さが堪えていましたからね)
美波さんの甘ったるい“だめ”が繰り返し聞こえるのに、Pさんの声は殆ど聞き取れませんでした。
Pさんの声が低いからこちらに響いてこないのか、それとも、美波さんの耳元で囁いているからなのか…。
一体全体Pさんはどんなことを言っていたのでしょう?
『あの夜、ベッドの中で俺は何度もだめだと言ったのに、お前はやめなかったじゃないか』などでしょうか?
“あっ、あっ、Pさん”
美波さんの声色が変わって、それで行為が完全に始まったことが分かりました。
そうなるともう、手を口を押えることになんて使っていられません。
スカートをたくし上げて陰部を弄り始めました。
ストッキングとショーツを下ろさないまま右手を滑り込ませると、指先にはとろみのある感触。
どうやら随分前から潤み始めていたようです。
つくづく躰は正直だなと思いました。
そうなのです。これだったのです。私が求めていたのは。
スキンシップでも熱い視線でもなく。
男と女が雄と雌になって、本能を剥き出しにする瞬間。
あの夜以来、このどす黒い煌めきをもう一度味わいたくて堪らなかったのです。
いつ入れるのですか? もう入っている? まだ? まだですよね?
そのタイミングに合わせて私も中指と薬指を入れるのですからね?
股間を揉むように摩り、とろみを大陰唇と淫核になすりつけ、自分を高めながらそのときを待っていました。
外側を撫でているだけでも臀部がヒクつくほどの夢心地なのに、ドア越しの美波さんの声が下腹部に突き刺さってくるのです。
“あ”と聞こえれば更なる愛液が溢れ、“ん”と聞こえれば子宮を撫でられたような疼きが走りました。
美波さんが“Pさん、Pさん”と言うのに同期して、私も音にならないくらいの小さな声で呟いてみたりもしました。
あぁ、だめです、Pさん。ここは事務所なのですよ?
アイドルを輝かせるための方策を練る為の神聖な場所なのですよ?
それなのに、するのですか? この場所で、貴方が見初め育てたアイドルを犯すのですか?
あぁ、だめですよPさん。だめ、だめ、です。
いつもは意に沿わないことの無理強いなんて絶対にしないのに、こんなときには私の言うことなど聞いてくれないのですね?
私の気持ちよりも自分の性欲を吐き出すことの方が大事なのですね?
分かっていますよPさん。それだけ私のことが好きなのですよね?
どうせ一緒に帰った後もヤるくせに、今この瞬間が我慢できないくらいに私のことが好きで好きでしょうがないのですよね?
私もです。私もPさんが好きです。好きで大好きでしょうがありません。
求められればなんだってします。恥ずかしいことも、猥褻なことも、なんだって。
だからもっと求めてください。
もっと、もっと。
……などという掛け合いを妄想すれば、下半身がバターのように溶けてしまいそうでした。
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