20: ◆ao.kz0hS/Q[sage saga]
2017/10/08(日) 00:19:59.50 ID:1nHzinqN0
ただでさえ垂れ目がちな目をもっと垂らして、一体何をその瞳に映していたのでしょうか…?
唇を尖らせて濁った喘ぎ声を出している様は、最早下品と言う他ありませんでした。
彼女のそのオゲレツな表情を見るまでは、一言二言くらいの野次は飛ばしてみようと思っていたのに…そんな底意地の悪い考えは霧散してしまいました。
発情猫のように無様にあえぐ美波さんを目の前にしても尚!
いえ! だからこそ!
私の胸に沸き起こったのは、激しい嫉妬と羨望の炎だったのです!!
私に見られていることを知りながら、なぜそこまで乱れることができるのですか?
私の存在など気にならないくらいに気持ちよいということですか?
イヌのように交尾しているのに恥ずかしくないのですか?
恥ずかしくても構わないのですか?
そんなにも! Pさんのペニスは気持ちいいのですか!?
どこからどこまで言えたかは分かりませんが、それでようやく美波さんは眼前に私がいたことに気付いてくれました。
焦点をちぐはぐにしたまま眼球だけをこちらに向け、大儀そうにボソボソと喋り始めました。
しかしその声量が小さく、とても聞き取りづらかったので彼女の口元に耳を寄せたところ、捕まえられました。
逆側の耳を優しく掴むように、美波さんの腕が私の頭に絡みついたのです。
私の頬に美波さん火照った頬がくっつくと同時に、耳に吹きかけられる熱い吐息。
そして“ごめんね、文香さん”と、彼女は私にしか聞こえないような小さな声で囁き始めたのです。
そこには明らかな喜悦の音色がありました。
“ごめんね。キモチイイ。Pさんのおちんちん、とってもキモチイイの。
指じゃ絶対に届かない奥も擦ってくれてとってもキモチイイ。文香さんは知ってるのかな?
一番感じやすいトコロを大好きな人にめちゃくちゃにしてもらえるのってね、キモチイイだけじゃなくて、すごく幸せなんだよ?
他に替えなんてない。オナニーじゃダメ。Pさんじゃなきゃダメなの。わかるかなぁ?
文香さんもヤリたかった? ヤリたい? ねぇ? ヤリたいよね?”
自分で聞いておきながら、それは絶対に聞いてはいけない事実でした。
これまで私のやってきたことは何だったのでしょうか!?
あれだけ淫蕩に明け暮れたというのに、一度でも幸福を感じられたことはあったでしょうか!? 否です!
単にオーガズムを幸せと混同していただけ!
それこそが幸せであると思い込もうとしていただけなのです!!
同じ男性を愛した美波さんがそう言うのであれば、もうそこに議論を挟み込む余地は残されていません。
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