鷺沢文香「アッシェンプッテルの日記帳」
1- 20
19: ◆ao.kz0hS/Q[sage saga]
2017/10/08(日) 00:17:29.64 ID:1nHzinqN0

しばらくすると暴力的なまでの絶頂の波も引いて、視界が開けてきました。
二人は私を見ていました。
美波さんは相変わらず憐れみの表情で。
Pさんは目を細め、まるで汚物を見ているかのよう。
しかし彼のペニスが硬度を取り戻していることに、私は気付きました。
もう私には取り繕うべきものなど何も残っていません。
おかわりがあるのなら、手を伸ばすのみ。

“もう一度見せてください”と掠れた声で言いました。
しかしPさんはこちらを見つめたままなかなか動こうとはしません。
アソコは元気でも体力が回復していないのか、それとも私に呆れ返っているのか。
いえ、両方だったのでしょうね。

また怒鳴り散らしてみれば動き始めてくれるだろうかと考えを巡らせていると、おもむろに美波さんが動きました。
仰向けのまま息を整えていた彼女は、寝返りを打つように体を捩ってうつ伏せになり、そして、四つん這いに…いえ、雌豹のポーズをとったのです。
その白く綺麗なお尻をPさんへと突き出して、無言の裡に彼を誘ったのです。
するとPさんは――私が言っても動かなかったのに――憑りつかれた様に美波さんのお尻ににじり寄り、その切先をまた彼女の秘部へ埋めてしまいました。

あまりに煽情的過ぎる美波さんの肢体に心を奪われていた私ですが、彼女の上げた声に我を取り戻しました。
後ろから好き勝手に突かれている美波さんの喘ぎ声は、先程よりもずっと艶めいていたのです。
女神のような彼女が獣がするのと同じ方法で犯されて、それなのに、快楽のよがり声を抑えられないのです。

率直に言って滑稽でした。
わざわざ自分から犬のように這いつくばって、こんなにも喘いで見せるのですからね!
それにPさんだけが動いているのではありません。美波さんも彼のリズムに合わせてお尻を前後に動かしていることを私は見逃しませんでした。
パンパンという間抜けな破裂音を、美波さんも一緒になって奏でていたのです。
なんてはしたない!
いくら脅されているとは言え、恥ずかしくないのですか?
何の模様もない白い壁を向いている貴女は、一体どんな顔をしているのですか!?

気になった私はベッドに近づき、いえ、マットレスに手をつき身を乗り出して、彼女の表情を覗き込みました。
そして言葉を失いました。

正面から覗き込んでいるのに。
吐息がかかるほどの至近距離でまじまじと見つめているのに。
美波さんはしばらくの間、私の不躾な視線に気付かなかったのです。


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
36Res/60.06 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice