長門「ふにゃぁ〜……」グデー 提督「……本当に下戸なんだな」
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名無しNIPPER
[sage saga]
2017/12/24(日) 01:45:58.37 ID:Eq3BckfE0
提督(それを何度も繰り返したところで、俺は死んだふりをしつつこっそりと周囲を窺う。Uボートはもう見当たらなかった)
提督「マックス……」
提督(……とりあえず、俺は何とか生き延びた。しかしそこで新たな問題に直面する。ここはどこだ?)
提督(いや、それ以前に寒い。すぐに凍死するほどではないが、そう何時間ももたないぞ……!!どうする……!?)
提督(空を見れば星の位置で方角が分かる。陸地があるであろう東へ泳ぐべきか?だが、無事に到達できるとは考えづらい)
提督(それによく考えたら、もし泳ぐ必要があるのならここから西へ泳いでとマックスは言うんじゃないか?)
提督(何も言われなかったという事は、泳ぐ必要はないという事ではないだろうか?ただの予測だが、俺はそれに賭けることにした)
提督(震えながらその場に浮かんでいる。とても長い時間漂流しているような感覚だった。実際はどのくらい経っているのだろうか?)
提督(やはり西に泳ぐべきだったのではないだろうか?このまま凍死か溺死してしまうのではないだろうか?そんな考えばかり脳裏に浮かぶ)
チカッ
提督「……!!」
提督(そこで気がつく。光。まるでサーチライトであたりを薙いだように光線が見えた。渡された手鏡。そうか、そういう事だ!!)
提督(俺は手鏡を取り出すと光源の方に向ける。次の照射を待つ……来た!!さっきよりも近い!!)
提督(波は高くない。ちゃんと反射できたはずだ。だよな?ちゃんと見つかっただろうか……?)
提督(寒さに震え、不安に苛まれながら待っていると海の上を滑りながら近づいてくる人影、そのカーマインの瞳と目が合った)
提督「マックス!!」
Z3「アトミラール!!……無事でよかったわ」
提督「助けてくれてありがとう……!!……他の皆は、どうなった?」
Z3「っ……ごめんなさい……」ギュッ
提督(マックスが顔を俯けて手を強く握る。その様子で分かった。どうしてマックスなのかは分からないが、彼女は彼らを処刑せざるをえなかったのだろう)
提督「っ……マックス。君は悪くない」
Z3「……とりあえず、貴方をスペインまで連れて行くわ。あそこは中立国だから。そこからは……日本大使館を目指しなさい」
Z3「たしかマドリードにあったわよね?それか、もっと近くに領事館があればそこでもいいわ。それで何とかなるはずよね?」
提督「分かった。だが……君はどうするんだ?」
Z3「言わなくても、わかるでしょ」
提督「……。どういう命令を受けているのか分からないが、俺をスペインまで送っていたら……」
Z3「無線機故障で潜水艦に襲われたとでも言うわ。もともとサン・ナゼールへ一人で帰還しろって命令だったからやりやすい」
提督「そうか……」
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