長門「ふにゃぁ〜……」グデー 提督「……本当に下戸なんだな」
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367:名無しNIPPER[sage saga]
2017/12/24(日) 01:49:29.32 ID:Eq3BckfE0
Z3「行きましょう。抵抗があるかもしれないけど我慢してね、お姫様」

提督「っ」

提督(マックスにお姫様抱っこされる。何度もしてきたが、されたのは記憶にある限り初めてだった)

Z3「それと、これを」

提督「これは……外套?」

Z3「あの潜水艦から拝借してきたわ。濡れてるのよりましよ。さあ、着替えて。手伝うから」

提督「っ……すまない」

提督(ボタンを外し、袖から腕を抜き、マックスの首に腕を回す。濡れた外套を引っぺがされ、新しい外套を用意してもらう)

提督「……」ギュッ

Z3「……」ドキドキ

提督(後は脱いだ時の逆のやり方で外套を着た。服は濡れたままだが、少しはましになるだろう)

Z3「私の雑嚢の中のIsolierkanne(魔法瓶)の中にKaffee(コーヒー)が入っているわ。体が温まるから飲んで」

提督「ああ。……本当にありがとう、マックス」

Z3「気にしないで頂戴」



Z3「着いたわ、あれがカディスよ。時期がいいわね。ビーチ目当ての観光客に紛れ込めばそんなに怪しまれないわ」

提督「そ、そうか……」ボー

Z3「ア、アトミラール……?」

提督「はぁ……はぁ……」ブルブル

Z3「っ!!アトミラール……貴方、熱が出てるわ……!!」

Z3(それも結構高そう……見るからに辛そうだし、このままアトミラールを一人で置いて行くのは……)

Z3「……」ガチャガチャ

ドイツ軍司令官「……した。捜索部隊へ連絡。Z3を発見したか?」ガーガーピー

ドイツ軍パイロット「Nein. 当該海域にて確認できず。捜索範囲を北へ移動します」

ドイツ軍艦娘「こちらも発見できず。潜水艦に警戒しつつ周辺を捜索します」

ドイツ軍司令官「了解。繰り返し海域の全艦艇、艦娘、航空機に告げる。Z3が単独航行中に消息を絶った」

ドイツ軍司令官「最終確認位置は〜。最後の交信内容は『我、敵潜水艦と遭遇せり』。何らかの情報を得たものは至急通報するように」

Z3「……」

Z3(無線から聞こえてくる交信。私が発進した最後の交信、偽の位置情報とありもしない会敵の報告。みんなが私を探してくれている)

Z3(もし……もしここで戻らなかったら、きっともう戻れない。行方不明の間のことを説明できない)
a
Z3(それでも戻ろうものなら、脱走したとされて軍法会議にかけられる事になる。そうなったら、待っているのは死刑か、Bewährungstruppe (執行猶予部隊)への編成か)


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