長門「ふにゃぁ〜……」グデー 提督「……本当に下戸なんだな」
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名無しNIPPER
[sage saga]
2017/12/29(金) 16:32:17.36 ID:4YJvz6c80
提督(もうそろそろ昼時だしな。暫く待っていると、俺の狙い通り大使館の職員らしき日本人の集団が出てくる)
提督(俺たちは後を着けつつレストランに入っていく彼らの後に続く。そして彼らの隣のテーブルについた)
提督(監視が居るかどうか一応確認するが分からない。だが、これ以上のタイミングは無いだろう。俺は彼らに話しかけた)
提督「皆さん、驚かずに聞いてください」
「「「「!?」」」」
職員「日本語……?誰ですか、あなたは?」
提督「私は帝国海軍の提督です。乗艦が撃沈された後、いろいろあってスペインにたどり着いていたのです」
〜
提督(その後、俺の話を半信半疑で聞いていた彼らはとりあえず俺を大使館へと連れて行った)
提督(もちろん監視の目を誤魔化すために俺は彼らと同じようなスーツを着せられ、マックスはなんとトランクに隠れさせられた)
提督(大使館に着いて、海軍の駐在武官である少佐と会ってすぐに俺が本人であることが確認された)
提督(そしてその後のことを決めるため数日そこに泊まり、結果俺たちは外交官とその養子として民間の客船でアメリカに渡る事になった)
提督(そこからカナダへ陸路で移動して、ようやく連合国は安全に俺を保護できるようになる)
提督(今度は資金も十分にあり、ヒッチハイクのような事をするまでもなく船の出る港町へ着いた)
提督(そして今、俺たちは大西洋を渡ってボストンへ向かう船の上だった。かなり大きな客船で搭乗客は千人以上いるだろう)
提督(確かにこれならもしドイツ側が、大使館から出てきた怪しい人物がこの船でアメリカへ向かおうとしてることに気がついていても何もできないだろうな)
提督(そんな事を考えながら顔を洗い終わる。洗面所から部屋に戻るとマックスがコーヒーを入れていた)
提督「ありがとう、マックス」
Z3「どういたしまして」
提督「……ん、美味しい。もう完全に生活習慣を把握されてしまったな」
Z3「これだけずっと一緒に暮らしていればね」
提督「まだ一月ほどだろう?」
Z3「けれどずっと一緒に居たでしょう」
提督「確かに……いつもは執務やら会議やらで忙しかったからな。平時もなんだかんだで暇じゃなかったし」
提督「こんなに長い間ずっと一緒に誰かといたのは君が初めてかもしれない。まるで……夫婦みたいだな」
Z3「っ///」
提督「照れてるところも可愛いぞ」ニコッ
Z3「っ!!明日はコーヒーはなしね」ムスッ
提督「それは困る。もう君のコーヒーがないと目が覚めないんだ」
Z3「ダメよ。反省しなさい。明日は一日寝て過ごすこと」
提督「反省しているよ。君との貴重な一日を寝てすごすのは嫌だ」
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