わたしとヒトとアライさん
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744: ◆7Yg2t5JHRU[saga]
2018/07/31(火) 17:10:05.02 ID:xYd2242M0
かつて実験で生み出されたヒトのフレンズは、サーバルのフレンズに襲われた際に傷一つ負わなかった事が記録されている。

人間が肉食獣に飛び掛られる。本来であれば怪我は避けられない事態だが、何故彼女は怪我を負わなかったのだろうか。

それはサーバルにとってそれがかりごっこ、遊びであったからだ。

現にその後セルリアンという敵に対して、かりごっこで見せた以上の身体能力を用いて撃破した。

つまり人間の介入がなくなったジャパリパークでも彼女達は手加減を理解し、実行していたのだ。

フレンズとなった彼女達が誰に教わる事もなく、自然と人間の言葉を身につけたように

フレンズとなった彼女達は誰に教わる事もなく、手加減を理解しものにしていた。

だからこそ、懸念された事態にはならなかった。

全く起こらなかったわけではない。例外というものは常に存在してしまうからだ。

人間同士でも起こりえる事故が人間とフレンズの間で起こる事もあり、フレンズの登場で焦りを覚える女性も確かにいた。

だがフレンズを愛する女性はそれ以上の数がいた。

監視役のラッキービーストを介して日本中に放送されたヒトのフレンズと彼女を取り巻くフレンズ達の物語は、国民の心をしっかり掴んでいたのだ。

男女問わず、多くの人が心を奪われた。

だからこそだろう、政府はジャパリパークから避難してきたフレンズを迫害しなかった。

彼女達が不自由なく暮らせるように、今も政府は模索し続けている。


だがアラ信はフレンズの迫害という希少な事例こそが何一つ間違いの無い真実だと信じて疑わなかった。


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