122:名無しNIPPER[saga]
2017/11/27(月) 12:25:51.55 ID:6TdKgm8c0
………………
「ありがとな。その気持ちだけで嬉しいって。手握っててくれたら、もう、寝るから……」
「あ、それでは膝枕なんてどうですか?」
「膝枕?」
まこもが膝に僕の頭を乗せてなでているのを想像すると初めて会った日の記憶がフラッシュバックする。
「……いいって。恥ずかしい」
「まあまあそう言わずに」
まこもが僕の頭の下から枕を引っこ抜くと後頭部が敷布団にぶつかる。
「いてっ」
それでもおかまいなしといった具合にまこもは僕の頭を持って自分の正座した膝に乗せた。
「どうですか? 安心しますか?」
さっきまで広いと感じていた天井は半分に隠され、そこがまこもの顔に埋められる。そのことに少しばかり感動した僕はしばらく無言でじっと彼女を見つめていた。
232Res/120.29 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20