21: ◆wOrB4QIvCI[sage]
2017/11/20(月) 15:04:35.05 ID:qVjd7KIq0
ギシッ…ギシッ
海未「行きましょう穂乃果」
穂乃果「う、うん」ギュッ
海未「お母様?」
シン…
穂乃果「返事、ないよ?」
海未「……みんなの誰かでしょうか」
ギシィ…ギシィ…
歩みを進める度、まるで私たちの足音と共鳴するようにその足音は角から聞こえてきます。
角を曲がったらすぐに広間なので、みんなのうちのだれかかも、しれません。
海未「驚かそうとしてるならやめてください」
ギシィ…ギシィ…
穂乃果「う、海未ちゃん……」
海未「……」
ギシギシッ!!!!!ガタッッッ!!!!
穂乃果「ひゃぁっ!!!!」ギュッ
海未「っ……」
な、なんですか!?
いきなり鋭い足音と、なにかが崩れる音……。
シ-ン…
海未「ごく……」
穂乃果「や、やだ海未ちゃん……なんか変だよ……」
スタスタ…
海未「だれか、いるのですか」
海未「……ふざけるのはやめてください」
穂乃果「……ぅ」ブルブル…
海未「っ――」バッッ
シン…
海未「――なにも、いませんね」
穂乃果「なんだ……。足音も聞こえなくなっちゃった……」
海未「足音は、確かに聞こえました。離れていったとしても、離れていく足音が聞こえるはずです」
穂乃果「…………」
穂乃果「き、きっときのせいだよ、早く戻ろ……?」
海未「ええ……」
穂乃果「うぅ、もれ、そ」
海未「情けないことを言わないでください」
海未「ほら着きましたよ」
穂乃果「電気つかないから…扉開けてする……すぐそこに居て!」
海未「わ、わかりました……」
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