22: ◆wOrB4QIvCI[sage]
2017/11/20(月) 15:05:29.84 ID:qVjd7KIq0
モゾモゾ
ジャ-…
穂乃果「ほあ……」
海未「……」
スタ…スタ…
海未「!?」
海未「……」
ギシィ……キィィ……
海未(角から……一体なんの音)
先ほどまで叩きつけるように振り注いでいた雨は、示し合わせるかのように、止まっていました。
海未「ごく……」
穂乃果「すっきりしたー……海未ちゃん?」
海未「いえ……早くもどりましょう」
穂乃果「うん」
ギシィ……
穂乃果「ひ……また」
海未「だ、だれですか!」
ギシ……ヒタ.ヒタ…
穂乃果「や、やだ…………」
海未「私の後ろに隠れてください……」
穂乃果「っ……」ギュッ
海未(近い……くるっ)ドキドキッ…
真姫「――きゃっ」
海未「え……」
穂乃果「真姫ちゃん? なんだあ……」
真姫「……なんなのよ一体、用はなに?」
海未「え?」
真姫「え、じゃないわよ全く……。こっちは気持ちよく眠ってたっていうのに」
真姫「呼び出したんだからそれなりの用なんでしょうね」
海未「い、いえ真姫……なにを言っているのですか?」
真姫「はあ? あなたが呼んだんじゃない……私のことを起こして、こっちって」
海未「……え?」
穂乃果「海未ちゃん……ずっと私と居たよ?」
真姫「な、なに? 変なこと言うのやめてよ……こっちに来てくださいって言って、先に行っちゃったんじゃない……」
海未「……」
穂乃果「……」
真姫「ねぼけてた、のかしら」
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