【エロゲ風安価】春香「魔法戦士ですよ、魔法戦士!」その7
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[saga]
2017/12/24(日) 22:54:54.84 ID:GuPF27va0
貴音「……ところで、千早。貴女のような慎重なまじしゃんが、探索中に寝入ってしまうというのは予想外でした」
銀髪の幹部が、嫌味をこめるというわけでもなく、ただ理解できない、といった口調で、静かに呟いた。
言われるまでもなく、私自身がまだ信じられないような気持ちで、返事をする気になれない。
響「ホントにね。こんな単純なワナに引っかかる子がいるってだけでもオドロキなのに、それがシャイニング・チハヤだなんて」
千早(え、っ!?)
「総帥」の言葉に思いきり動揺してしまったのを、表情に出さないように取り繕う。
自分で見ているわけじゃないぶん、確実ではないけれど、誤魔化せている、と思いたい……
千早(罠……!?眠ってしまったのも、なにか原因があって………くっ!警戒が足りていなかった………)
内心ほぞを噛む私を、長身で銀髪の幹部と、小柄な黒髪の総帥が見つめていた。
その視線をはっきりと感じ、顔を見なくても笑っていると確信できてしまう。
貴音「まるで犬のようでしたよ、しゃいにんぐ・千早。ふんふんと、しきりに鼻を鳴らしながら入ってきて」
響「そうそう、あんな思いっきり催眠ガス吸ってたらそりゃ、コロッと寝ちゃうのも当たり前さー」
千早(え…………っ?)
二人が口にした内容がすぐには理解できなかった。
イソギンチャク様のものだと思っていたあの匂いの正体が……催眠、ガス?
千早「……び、媚薬ガス……っ、じゃ、なかったの…?」
思わず目線を上げて、こっちを眺めているだろう二人のほうを見やってしまう。
凸凹コンビは一瞬ぽかんとした顔をした後で、にんまりと笑った。
貴音「これはこれは………ふふふ…♥千早は、あれを媚薬だと思って尚、吸い込んでいたのですか」
響「ああー、なるほどぉ!だからあんなに必死に嗅ごうとしてたんだ!」
千早「な、ち……違っ、そんなこと!私はただ………」
美希を探すための手がかりに、と口走りかけて、あわてて思いとどまった。
今そんなことを言って、美希の存在に気づかれてしまったら、恥の上塗りどころの話ではない。
貴音「ただ……『気持ちよくなりたかった』だけだったのですね?わたくしもこれで、合点がいきました」
響「ごめんね千早、気が利かなかったぞ、自分たち。両方混ぜとけばよかったなー」
にやにやと笑う二人の煽るような言葉にただ耐える。
特大の失言をしてしまったせいで心拍数が上がり、頭や顔が火照った感じはあるけれど、
それらを忘れさせるほど、美希の気配が近くに感じられるようになってきた。
千早(……今さら、このくらいの恥、なんだというの。美希のための囮になれるなら、私は………!)
理想だけを言えば、美希の強襲で「総帥」を仕留められたら最高だけれど、それはさすがに望みすぎだろう。
今の場合、「幹部」を気絶させるなりして美希が捕縛し、二人でのここからの退却を狙うべきだ。
水瀬さんの救出のための情報を得られるし、人質交換などの選択肢も………
千早(… また………この匂い…♥ ………ち、ちがう、今度は、本当に………っ♥)
考え込んでいたせいで、それに気づくまでに少し時間がかかった。
明らかに、ここへ来るまで辿っていたのとは違う、頭がしびれそうに甘い香りを、私の嗅覚が感じ取る。
これ………は、知ってる、何度も吸わされ………嗅がせていただいたことが、ある、
………甘くて濃くてとろけそうな、媚薬粘液の、におい……っ♥♥♥
千早(さっきの話でもう…、混ぜてきた、というの……?こんなの…っ♥ひきょう…、……♥♥♥)
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