イタリア百合提督(その2)「タラントに二輪の百合の花」
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28: ◆b0M46H9tf98h[sage saga]
2018/01/12(金) 00:44:34.22 ID:JpHXp/qH0
…食後…

ライモン「…クラウディアさん、ドルチェの「白桃のワイン煮」……美味しかったです♪」

クラウディア「そう、よかったわ。それじゃあ私はお皿を洗うから…その間にライモンちゃんはお風呂でも浴びて来たら?」

ライモン「いいんですか?」

クラウディア「ふふ、いいわよ。私がお皿洗うのを待ってたら遅くなっちゃうもの♪」

ライモン「うーん、それもそうですね……じゃあお言葉に甘えて」

クラウディア「ええ、ぜひそうして♪」

提督「それなら私がバスタオルを持ってきてあげるわね…あと、これ♪」何やら和風のイラストが描いてある箱を手渡した

ライモン「何です?」

提督「百合姫提督にもらった入浴剤…鎮守府へのお土産だけど、少しだけくすねて来たの♪」

ライモン「いいんですか?私が使っちゃって」

提督「もちろんいいわ…おばさまも入る時に使って?」

シルヴィア「ありがとう、楽しませてもらうわ」

ライモン「…あの、提督は?」

提督「私は後で…シルヴィアおばさまとつもる話でもしながら待たせてもらうわ♪」

アッテンドーロ「ほら、私も汗を流したいんだから早く行ってきなさいよ」

ライモン「あぁ、ごめんなさい…ではお先に入らせてもらいます」

シルヴィア「ふふ、ゆっくりでいいからね」

…しばらくして…

ライモン「出ましたよ、提督」…顔を火照らせ、パイル地のシンプルなバスローブに身を包んでいるライモン……しっとり濡れた髪がバスタオルにくるまれ、白い肌はほんのりと桜色に染まっている……

提督「はいはい♪…ムツィオも先に入ってきたら?」

ムツィオ「あら、悪いわね…それじゃあお先に♪」

チェザーレ「うむ、存分に旅のほこりを流してくるといい…それでだな、ポンペイの噴火を調査に行って住民を助けようとしたプリニウスだが……」

ライモン「チェザーレさん、一体何の話をしているんです…?」

チェザーレ「あぁ…ちょうどこの記事にポンペイの発掘調査が行われたとあってな」…数日前の「レプブリカ」紙を拡げてみせた

提督「チェザーレの得意分野ですもの、歴史を勉強をさせてもらっている所よ♪」

シルヴィア「さすが「ジュリオ・チェザーレ」ね。古代ローマに詳しいだけあって面白いわ…うちに置いてあるアンフォラの謎も解けたし」

ライモン「アンフォラ…玄関にあったあれですね」

提督「ええ。チェザーレの見立てによると、あれは古代ローマ時代のワイン輸送用だったみたい…もっとも、あちこちにひびが入っているし、そのままだと底がすぼまっていて立たないから、転ばないように鉄の枠をつけたしてあるけど」

チェザーレ「あれは「B型アンフォラ」というやつだな…カサ立てとは恐れ入ったが」

シルヴィア「まぁね…昔クラウディアがのみの市で「安かったし雰囲気があるから」って買ってきちゃってね……そのままじゃどうしようもないし、私が鉄枠を作って傘立てにしたわけ」

ライモン「傘立てなんかにしちゃって大丈夫なんですか?」

シルヴィア「歴史的価値は全然ないから大丈夫…持ち手も片っぽ取れてるし」

ライモン「なるほど……」

アッテンドーロ「みんな、出たわよ♪」

ライモン「ずいぶん早いのね…?」

アッテンドーロ「だって、ねぇ…提督やシルヴィアには悪いけど、お風呂だけは鎮守府の方が格段に上だわ……だから頭と身体だけ洗って、パッと済ませてきちゃった」大きく肩をすくめてみせる

提督「んー…まぁ、そうよね」

シルヴィア「フランチェスカ…鎮守府のお風呂はそんなにいいお風呂なの?」

提督「ええ、何しろ泳げるくらいだもの」

チェザーレ「うむ。しかも大きい浴槽だけではなくて、熱帯植物の生えている小さな中庭であったり、小さいあずまや付きの風呂がしつらえてあったり……まぁ、ローマの「カラカラ浴場」もかくやと思われるほど立派であるな」

シルヴィア「ならうちのお風呂じゃ満足できないわね…まぁ、狭いなりにさっぱりしてもらえればいいんだけど」

アッテンドーロ「あぁ、ごめんなさい…別にけちをつけるつもりじゃないの」


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