イタリア百合提督(その2)「タラントに二輪の百合の花」
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963: ◆b0M46H9tf98h[sage saga]
2025/02/02(日) 00:35:58.00 ID:OS6oHsRS0
…数十分後…

提督「はひ……ふぅ……もうだめ、降参……」

…落書きまみれで息も絶え絶えの提督が羽子板をテーブルに置き、尻もちをつくようにして庭の椅子に座り込んだ……身体は落書きと汗でひどいことになっており、浴衣もほとんどはだけてしまっているが、それを直す気力も起きないほどくたくたに疲れ切っている…

エウジェニオ「あら、だらしないのね♪」

提督「私は一人で貴女たちの相手をさせられているのよ……おかげでこんなことになっちゃったし……」

エウジェニオ「ふふ、たまにはそういう露骨にいやらしいのもそそるわ……♪」

提督「悪いけれど、もう相手にしたくないほど疲れているの……はぁ、こんなに息を切らしたのなんて士官学校以来よ……」

ライモン「……あの、提督」

提督「あら、ライモン……どうかした?」

ライモン「いえ、その……///」

提督「浴衣、似合っているわね。可愛いわ♪ 良かったら隣に座る?」

ライモン「はい、ではお言葉に甘えて……ですが、そうではなくて……///」

提督「ええ、いらっしゃい……それにしてもみんなして私の事を振り回して、おかげですっかり疲れちゃったわ。ねぇライモン、あとで一緒にお風呂に行きましょうか?」

ライモン「そうですね、ぜひ……」

提督「良く考えたら休暇に入る前からずっとだものね……本当に久しぶり♪」

ライモン「ええ、それもそうですが……その……///」

提督「……ねえ、もしかして」ライモンが遠慮がちに見せてきた羽子板に、思わず腰が引けてしまう……

ライモン「いえ、もし提督がお嫌でなければ……なのですけれど……///」

提督「ライモンよ、お前もか……ええ、分かったわ。こうなったら毒を食らわば皿まで、付き合ってあげるわ」

ライモン「すみません、わたしったらわがままで……」

提督「貴女のわがままなら可愛いものよ……ただしちょっとだけよ?」少し恥ずかしげな笑みを浮かべたライモンにはかなわないと、提督はレモネードを飲み干してよろよろと立ち上がった……

提督「……そーれっ」

ライモン「はいっ」

提督「えいっ」

ライモン「それでは……はっ!」

提督「えっ、早い……っ!?」

…はじめは軽いラリーを続けてくれたライモンに、てっきり羽根つきを牧歌的に楽しみたいだけかと思っていたが、突如として打ち込まれた切れ味鋭いサーブに手も脚も出ず、あっという間に羽根を落っことしてしまった提督…

ライモン「すみません、提督……でも、わたしの勝ちですね///」

提督「ええ。でも、まさかいきなりあんな強烈なサーブを打ち込んで来るとは思わなかったわ……」

ライモン「その点はごめんなさい、提督……」

提督「いいのよ。それでライモンは、私をキャンバスにしてどんな落書きをするのかしら?」

ライモン「そ、それは書き終わるまで秘密です……///」ガーデンテーブルの上に置いてある口紅を取ってしゃがみこむと、すでにあれこれ書かれている太腿に上書きするように何かを書き付けた……

提督「書き終わった?」

ライモン「えぇ、はい///」

提督「そう、それじゃあ引き上げるとしましょうか♪ みんなもほどほどにするのよ?」

リベッチオ「了解……くすくすっ♪」

エウジェニオ「ええ、そうするわよ♪」

デュイリオ「うふふっ、存じ上げております♪」

ライモン「///」

提督「……ねぇライモン、いったい何を書いたの?」

エウジェニオ「あら、それをライモンドに聞くのは野暮ってものよ……お風呂にでも行って確かめてくることね♪」

提督「それもそうね、それじゃあ汗と貴女たちの落書きを流してくるわ……」


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