イタリア百合提督(その2)「タラントに二輪の百合の花」
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965: ◆b0M46H9tf98h[sage saga]
2025/02/19(水) 01:13:47.96 ID:Gvfjpt7x0
…数日後・公現祭(一月六日)の朝…

提督「みんな、公現祭おめでとう♪」

艦娘一同「「おめでとうございます!」」

提督「さて……今日は公現祭ということで、明日からは鎮守府も平常体勢に戻ります。みんな今日は一日楽しんでちょうだいね♪」

一同「「はい!」」

ルチア「ワンッ!」

提督「よろしい♪ 海外旅行組も今日帰ってくるはずだから、お土産にも期待するとしましょう♪」

アッチアイーオ「提督、タラントからのバスが来たわ」

提督「了解、それじゃあ出迎えにいかないと」

…鎮守府・管理棟前…

提督「公現祭の日なのにご苦労様……良かったら持って行って?」最寄りの飛行場から艦娘たちを乗せてきた運転士の下士官たちに、地元で買い込んでおいたチョコレートやアメ玉の詰め合わせ袋を渡す……

下士官「は、済みません!」

下士官B「これはわざわざお気遣いをいただいて」

下士官C「ごちそうさまです!」

提督「せっかくの公現祭ですもの、ね?」いたずらっぽくウィンクを投げた……

下士官C「少将も良い公現祭になりますよう」

提督「ええ、ありがとう。あなたたちも楽しい公現祭をね♪」提督がねぎらいの言葉をかけている間にも、大荷物を抱え、あるいは日焼けした顔に満面の笑みを浮かべた艦娘たちがぞくぞくとバスから降りてくる……

ペルラ「ただいま戻りました、提督……♪」ピンクパールのような色をしたぷるぷるの唇が提督の頬に優しく触れる……

提督「お帰りなさい、マダガスカルはどうだった? アトランティスは見つかった?」(※大戦中、中型潜「ペルラ」はマダガスカル沖でドイツの仮装巡洋艦「アトランティス」等と会合している)

ペルラ「はい、大変に面白い場所でした」

ウエビ・セベリ「ただいま戻りマシタ、提督!」

ゴンダール「アフリカのお土産もたくさんアリマス♪」エチオピアやジブチなど、AOI(旧イタリア領東アフリカ)方面に出かけていた艦娘たちは褐色や黒色の肌に香ばしいような健康的な匂いを漂わせている……

提督「まぁ、わざわざありがとう♪」

…提督がミニバスから降りてくる艦娘たちを出迎えてキスしたり抱きしめたりしていると、チンクエチェント(フィアット500)の空冷エンジンが立てる乾いた音が響いてきた……正門のゲートが開かれると真っ赤なチンクエチェントが走ってきて多少ぎこちないブレーキをかけると、提督の脇で停まるか停まらないかといううちにリットリオが運転席のドアを開け、そのまま提督の胸に飛び込んできた…

提督「……っとと」

リットリオ「提督、ただいま戻りましたっ♪」

提督「んふ……リットリオ、お帰りなさい……休暇は楽しかった?」背の高い方である提督も大柄なリットリオに抱きつかれては胸元に顔が埋まり、たっぷりと胸の谷間で呼吸をすることになった……

ヴィットリオ・ヴェネト「はい、とても楽しかったです♪」

ローマ「素晴らしかったですよ、姉様の運転はともかくですが」

リットリオ「もうっ、それは言わない約束でしょ♪」

提督「とにかく無事で何よりだわ……積もる話もあるでしょうけれど、まずはチンクエチェントを車庫に入れていらっしゃい」

リットリオ「はいっ♪」

…しばらくして・食堂…

提督「さてと、これでみんな揃ったわね♪」休暇中に怪我や病気をすることもなく、元気一杯で戻って来た艦娘たちを見てほっと一安心した提督……

リベッチオ「それじゃあクリスマスプレゼントを開けてもいいの?」

(※イタリアではクリスマスプレゼントを開けるのは公現祭の日。持ってくるのもサンタクロースではなく魔女のベファーナということになっている)

提督「ええ、許可します♪」

リベッチオ「やったぁ!」

…おやつのビスケットに飛びつく犬のようにクリスマスツリーの下に置かれている自分宛のプレゼントに押しかける駆逐艦や中型潜クラスの艦娘たちと、その様子を微笑ましく眺めている年かさの艦娘たちと提督…

チェザーレ「ははは、なんとも微笑ましい眺めであるな」

提督「チェザーレもプレゼントを取りに行ったら?」

チェザーレ「なぁに、チェザーレは後からでも構わぬ……しかし皆も嬉しそうだ」

提督「それだけでもお財布をはたいたかいがあるというものね♪」


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