217:塔の主 ◆B2ErFCUzdE[sage saga]
2018/01/12(金) 11:11:49.63 ID:nNYMAtto0
「ツバキ、ツバキどこなの!」
犬ゴーレムと犬化したツバキを追って、ミルキィとクチナは迷宮の中をさまよっていた。
「かなり時間がたっちゃってるね…それにしてもこのタワー…ここまで入りくんだ作りになっているなんて」
歩き回って実感したことだったが、タワーの外側から見た印象とは裏腹に、内部はかなり広大な空間が広がっていた。
様々な隠し通路や隠し扉が存在し、熟練の探索者でさえも惑わせる複雑な構造になっているようだ。
人為的に作られたダンジョンには空間圧縮や拡張の魔術を施されているケースがよくあるが、このタワーはその規模が大きすぎる。
やはりこのタワーダンジョンは何かが異質なのだ。
(これは…マジで再会できない展開もあり得るかも…)
不吉な考えがミルキィの胸中によぎり始めた、その時だった。
「やぁ、そこ行くお嬢様がた。なにかお困りですか?」
頭の上から、声がした。
「!?」
「誰っ!?」
天井の高い通路の闇の中。
見上げたそこにはフォーマルな恰好とマントで着飾った、すこし小太りな中年男の姿が浮かんでいた。
「さっきからこのあたりをうろついている様子ですが…ひょっとして人探しですかな?」
「ちっ、モンスターか…こんな時に!」
ナイフを引き抜いて臨戦態勢に入るミルキィ。
「おっとと。慌てなさるな可愛らしいお嬢さん。今はあなた方と事を構えるつもりはありませんよ」
男がばさりとマントを翻すと、いつの間にか彼の腕の中には全裸の見知った女性の姿が現れていた。
「り、リーダー!?」
「えっ!?つ、ツバキなの!?」
男の腕の中のツバキはどろりとした白い液体のようなものに汚され、ぐったりとしているように見えた。
「…お前…リーダーに何をした!」
「おっと!『私は』何もしていませんよぉ。彼女は先ほどまでお楽しみタイムの真っ最中でして。ハッスルしすぎてとうとう気を失われたようです…むふふ、なかなかの見ものでございましたよぉ」
「見もの、ですって!?」
「ええ、こちらのお嬢さんは迷宮の触手モンスターにふたなり化されたあげく、たっぷり搾精されながらどっぷり中出しされて無様にアへ顔を晒していたのですよ。いやぁ私、思い出しただけでフル勃起してしまいます!むふふふ!」
ツバキの痴態を解説しながら、ニタニタといやらしい笑みを浮かべる男。
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