13: ◆R4LxbbyKhE[saga]
2018/01/18(木) 01:29:01.42 ID:uHI7B9yT0
卯月「ひどい!? これでも凛ちゃんよりお姉ちゃんなんですよ? ちゃんとわかりま……あ……」
凛「卯月、どうしたの? ……あ」
自分の肩越しに机を覗き込んだ卯月の表情が固まったのが気になった凛は、改めて広げた教科書とノートに目を向け、
それらの向きが全て凛に対して上下逆さまに広げられていることに気付くと、卯月と同じように表情を固まらせた。
凛「こ、これは、その……」
卯月「あ、あはは……凛ちゃん流石ですね。文字を逆さまにしてお勉強ってすごく……ええと……」
再びお互い日常的な会話を続けるための言葉を探そうとするが、そこで絡み合った視線が二人の思考を変化させる。
机を覗き込むために卯月が意図せず凛に近づいていたことで、もうすでに腕を伸ばせば抱き合えるほどの距離と
なっていた所で会話が途切れてしまったのは、ある意味僥倖でもあったか。
さらに凛の鼻孔をくすぐる香りは、普段彼女が使っているボディソープやシャンプーの物であり、
それが卯月の体から漂って来ていることも、凛にとっては行動する引き金となった。
凛「…………卯月」
卯月「は、はい!」
凛「……もう後は電気を少し暗くするだけで、準備は出来る」
卯月「あ……」
凛「前のことは本当にごめん。だから、今日は前みたいにならないように、精一杯準備してきた」
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