アライさんのような害獣が生きたいと思うこと自体罪なのだ5
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61:ギャルと飼いアライさん(if)(3/5)[sage saga]
2018/02/03(土) 15:53:39.17 ID:5J4tvWu3O
アライさん「ん?あれは・・・あれも木の実なのだ!?」

アライさんは木の根元に木の実が落ちているのに気がついた。
幸いなことに落ちてまだ時間が経っていないらしく新鮮な状態だ。
アライさんは木の実を拾うと大きく口を開けた。

アライさん「いただきまーす なのだ!(パクッ!!) ・・・に、にがいのだ〜!!」

あまりの苦さに木の実を吐き出すアライさん。人間が栽培している食べ物と異なり、野生の木の実は苦いものも多い。
むしろ食べられるだけマシで中には毒を持つものさえある。

アライさん「こんなもの食べ物じゃないのだ・・・どこかに食べ物は落ちていないのか・・・?」

アライさんは足早にここを立ち去る。ドッグフードは薄味とはいえちゃんとした味がついていた。
これに比べればドッグフードはスィーツのようなものだろう。アライさんは食べ物を求めて彷徨うがなかなか見つからない。

アライさん「ハァ・・・ハァ・・・食べ物・・・」

食べ物を探し始めてかなりの時間が経過した。すでに疲労困憊で喉もカラカラだ。
ずっとヨチヨチ歩きを続けていたため、手のひらは泥まみれで膝からは血が滲んでいる。
実はアライさんが彷徨っている間にも食べられる野草や小動物が隠れていた木の洞などが存在したのだが、
生まれた時から飼われているアライさんにそんな判断力は見についていなかった。
逆に言えば途中に生えていた毒キノコを食べ物と認識できずにスルーできたのもある意味幸運かもしれない。

アライさんは食べ物を見つけられないまま時間だけが過ぎてゆき・・・あっという間に夕方になった。
元々日の光が入りにくい森の中、まだ日が落ちていないにも係らず周囲は薄暗くなってきた。


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