6: ◆tues0FtkhQ[saga]
2018/02/20(火) 23:12:05.16 ID:0tmVZ+lM0
「むーっ」
まだ頬を膨らませつつも、とりあえずは諦めたらしい。
茄子さんがこたつ机に頭を寄せると、むにゅむにゅと柔らかそうなものがいやらしくその形を変える。
まずい、どうも思考がそっちにいってばかりだ。
本格的に仕事で疲れているのかもしれない。
「お仕事でしか一緒にいられなくて寂しかったんですよ?」
その言葉をあまり考えている余裕がなくて、ぽろりと返事が溢れる。
「私も……寂しかったですよ」
多分私はあまり多くを望まないタイプなのだと思う。
普段は、たとえお仕事でも一緒にいるんだからいいんじゃないかと考えてしまう。
それでも今回は期間が長かった。そのせいだろうか。
指先が少し触れる度にそのまま握ってしまいたくなったり。
その手を引っ張って抱き締めたいと思ったり。
私の自制心はハリボテのように揺れていた。
そんなことを思い出していると、珍しい言葉に茄子さんの目が輝くのが見えた。
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