8: ◆tues0FtkhQ[saga]
2018/02/20(火) 23:13:18.00 ID:0tmVZ+lM0
「泣く真似をしたって私の考えは変えませんから」
「むっ。なかなかやりますね♪」
なぜだか茄子さんはぱぁっと顔をほころばせた。
にぶい私は何が嬉しいのかと考え込んでしまったが、次の瞬間にその考えは吹き飛んだ。
「そういうプロデューサーにはこうですっ」
「おわっ、ちょっと!」
こたつの下で茄子さんの脚が私の太ももに触れる。
最初の接触で場所を確かめたらしく、そこからげしげしと容赦のない蹴りが飛んできた。
さすがにやられっぱなしは性に合わない。
痛くはならないように、でも抗議の意味を込めて、足で蹴り返す。
「お行儀が悪いですよっ」
「きゃっ、そういうプロデューサーだって!」
こたつの下で大人げない喧嘩が始まる。
でもお互いの顔はその緩みを隠しきれていなくて。
蹴ったり、蹴られたり。触ったり、触られたり。
嬉しさも、寂しさも、後ろ暗さもバレないように勢いで隠して、そんなやり取りが続く。
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