3: ◆SHmukQ/VZk
2018/02/22(木) 01:08:11.86 ID:aScNrnF50
暗い部屋の中、PC前に佇む男性。
Pチャンだ。
少しの安堵と、大きな怒りがこみ上げる。
もう!またそういうことしてる!
やめて!と何度言っても「あはは……、きっちりしないとなんか気になるんだよ」と言い訳をかまして誤魔化すんだから。
でも、仕事姿もまた好きだけど。
彼は誰もいないことをいいことにチキンやコーラを持ち込んでいる模様。あ、あれ近くのコンビニで売ってた気がする。
「……あぁ!なんでこんなに日程が酷いことになってるんだ!これ来月辛いぞ」
そう言って頭を抱える、多分取材とかの調節だよね。
Pチャンの凄いところは、休みを取りたいと言ったら必ず撮らせてくれる。
私はあまり出さないけど、皆は結構出してるみたい。
でも、毎回調整する時はああやって頭を抱えてることが多い。
皆には見せない、私だけが知ってる姿。
「うぅ……なんでこんな日に残業しなきゃいけないんだ……」
それはPチャンが抱えすぎなだけ。
何度も言ってるのに、PチャンはドMだと思う。
……ん、色々思い出してもそんな気する。
「みくぅ……みくぅ……」
名前を呼ばれて、ドキリ。
特にこっちに気がついた様子はないけど、名前を呼ばれて私は少し顔が熱くなる。
「うぅ……みく呼べば良かった……、下手に見栄なんか張るんじゃないよ俺……」
その言葉に更に私に熱が籠る。
嬉しい、嬉しい。
でも怒りもちょっぴり。
なんで私に見栄なんか張るの!なんて。
私はいつもの猫耳を付けて、部屋に入ることにした。
みくモード、オン!……なんて。
ドアを音が立てないように締め、こそりこそりと彼の机に近づく。
彼はなんだかんだ言いながらも集中してるらしく、カタカタと音を立てながらディスプレイを見つめている。
「いや、みくは女子寮でパーティでもしてるだろうし、呼ばなくてよかった。良かったんだ……。」
「だ、れ、を、呼ばなくてよかったって?」
Pチャンの耳元で囁くと、「ひやぁ!?」と情けない声と共に椅子から飛び跳ねる。
この、驚いた顔もまた好き。
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