4: ◆SHmukQ/VZk
2018/02/22(木) 01:09:39.24 ID:aScNrnF50
「み、みく!?帰ったはずじゃ!?」
「Pチャンの考えそうなことは、みくには分かるんだから」
そう言って笑顔を見せると、「参ったな……」と首を掻く。じーっと見つめると耳まで赤くなっているのが分かる。
「いいのか、ここにいて?」
「いいの、ここにいて」
そうやって被せて伝えると、また首を掻く。困ってる時はいつもそう。
あと口に手を当ててる時は実は何も考えてなかったり。
「……というか、いつからいたんだ?」
「Pチャンがみくを求め始めた辺りから」
そう告げると、顔が益々赤くなっていく。
Pチャン、ストレートに言われるの慣れてなさすぎ。
「……いつもなんだが」
……みくもだけど。
自分の顔も真っ赤になる感覚。
嬉しくて、恥ずかしくて。
それを誤魔化すように、「お仕事は順調?」と言葉を紡ぐ。結果なんて知ってるけど。
「見ての通り、さーっぱりだ」
「もう、みくをもっと頼りにしていいのに。」
皆じゃなく、みくに。少しの独占欲。
「頼るというのが慣れてないんだ」
「なら、みくで慣れてみる?」
そう言って屈んで見上げるような姿になる、Pチャンはこういうのが好きなのは調査済み。
「大人をからかうんじゃない」
デコピンこつん。
からかってなんか、ないのに。
「まぁ、でも」
「折角だし、みくを頼ろうかな」
見えないようにガッツポーズ。
そうと決まれば行動はひとつ。
「それじゃ、少しおやすみしよ!そんな調子じゃお仕事続かないでしょ?」
「いやしかし……」
「頼るんじゃ、なかったの?」
こういうのは狡いとはわかってるけど、こうでもしないと彼は動いてくれない。
頑張りすぎて倒れちゃったら、泣いちゃうんだからね!
「……はいはい、俺の負けだ。素直に寝るとするよ」
「やたっ!」
「でも、日が変わったら起こしてくれよ?」
そう言って仮眠室に向かうPチャンの後ろをひょこひょことついていくと、じっとこっちを睨まれる。
「なんでついてくるの?」
「Pチャンが寝るまでついてようかなぁ、って」
そう言い訳じみた言葉を言いながら、仮眠室のドアを開いてどうぞ、と手で入るように促す。
「イタズラするなよ?」
そう言って欠伸をしながら部屋に入っていくのを見送り、みくも続いて部屋に入る。
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