ドロシー「またハニートラップかよ…って、プリンセスに!?」
��↓ ��1- ��覧 ��板 ��20
552: ◆b0M46H9tf98h[sage saga]
2021/07/18(日) 00:50:44.30 ID:9Y+bhcZR0
…聖具室の奥・隠し部屋…

アレサンドロ「何と言うことだ、役立たずの愚か者どもめ…たかだか女二人に……!」机の上にピストルを置き、引き出しを全て開けて手当たり次第に書類を出しては、次々と鞄に詰め込んでいる……

ドロシー「おっと、お取り込み中のところ悪いがね…少々お話ししようじゃないか」

アレサンドロ「…っ!」とっさに机上のピストルに視線を向けた…

ドロシー「……言っておくが、テーブルのピストルは取ろうとしない方が身のためだぜ?」

アレサンドロ「…」

ドロシー「さて、司祭さん…確かアレサンドロとか言ったよな……あんた、どこの何者だい?」

アレサンドロ「……この私が貴様のような小娘に答えると思っているのか、この汚れた女め…見ておれ、主の裁きが貴様の頭上に降り注ぐだろう!」

ドロシー「我らが主ねぇ……それじゃあ聞きたいんだがね、主がいらっしゃるのなら、どうして飢えや暴力がなくならない? 可哀想な子供が物乞いをし、殴られているのをどうして救おうとしないんだ?」

アレサンドロ「…」

ドロシー「…それに聖書にあるソドムの街だって、作っておいた人間の出来が悪いからってそれを放り出して滅ぼしちまうってのは、万物の創造主としてはあんまりじゃないか?」

アレサンドロ「…」

ドロシー「答えなしか…まぁいいや、禅問答をやりに来たわけじゃないんだしな……」

アレサンドロ「それではいったいなにを求めに来たのだ?」

ドロシー「簡単さ…書類はどこだ」

アレサンドロ「エデンの園に潜り込んだ蛇か……貴様のような者に答えるとでも思っているのか?」

ドロシー「ああ、答えると思ってるよ…」パンッ!

アレサンドロ「あ゛っ、ぁ゛ぁぁ…っ!」

ドロシー「次は右耳かな…せっかくの法衣に穴を開けちゃ悪いもんな?」

アレサンドロ「ま、待て…書類ならある……!」

ドロシー「結構、正直は美徳だぜ」

アレサンドロ「…書類を渡して私を撃たないという保証は?」

ドロシー「私が欲しいのは書類だけだ……素直に渡してくれれば頭を吹っ飛ばしたりはしないさ」

アレサンドロ「……アルビオンのスパイを信用しろと?」

ドロシー「スパイなんてものは、必要以上の嘘はつかないもんさ…心配だって言うんなら、ほら♪」銃をホルスターに戻した…

アレサンドロ「なるほど、ではお望み通りに……っ!」書類を差し出すと見せかけて法衣の下に隠していたピストルを抜こうとする…

ドロシー「…」途端に袖口から投げナイフが飛び、法衣の胸元に突き刺さった…

アレサンドロ「うぐっ…お、おのれ……!」

ドロシー「私は「頭を吹っ飛ばしたりはしない」って言ったんだ。嘘はついてないだろう?」

アレサンドロ「うぅっ……」

ドロシー「……嘘をつく相手を間違えたな」目的の書類を取り上げると、胸元に押し込んだ…

…聖堂…

ドロシー「戻ったぞ…♪」

アンジェ「どうだったの?」

ドロシー「ああ。てっきりそのまま秘密の通路でも伝ってとんずらしたかと思ったが、奴らはそこまで利口じゃなかったよ……そら」

アンジェ「だとしたらこれ以上の長居は不要ね…」

ドロシー「ああ。肩を貸してやるから、裏から出よう……隣はちょっとした森になっているから、人目に付かずここから離れる事ができるはずだ」

アンジェ「ええ……それとドロシー」

ドロシー「ん?」

アンジェ「感謝しているわ…」

ドロシー「なぁに、気にするなって……♪」



<<前のレス[*]|次のレス[#]>>
784Res/2273.62 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice