ドロシー「またハニートラップかよ…って、プリンセスに!?」
��↓ ��1- ��覧 ��板 ��20
597: ◆b0M46H9tf98h[saga]
2022/02/26(土) 00:47:11.12 ID:RCQa+Foe0
…数分後・先ほどのパブ…

薄汚い身なりの男「戻りやしたぜ、ミスタ・ホッジス」

情報屋(歯並びの悪い男)「……おう。で、どうだった」

薄汚い男「表通りに出る手前まで尾けてみたが、気付いた様子はなかったぜ」

情報屋「ふん、そうかい……それにしてもあのアマめ。情報部だかなんだか知らねえが、このおれになめた口を利きやがった……」そういうとジンのグラスをあおり、グラスをテーブルに叩きつけた……

情報屋「それにいけ好かねえ東洋人まで連れてきやがって……払うものを払わねえって言うんなら、こっちだって考えがある」

パブの用心棒「で、どうするんで? なんだか仮面みてえに無表情で気持ちの悪ぃ女だったが……」

情報屋「ふん、表情があろうがなかろうがやる事なんぞ決まってるだろうが……あんな小娘にコケにされてたまるか、両耳揃えて二百ポンド払うか、さもなきゃ「手荒い歓迎」ってやつよ。 おい、取引の日までに使える連中を数人集めておきな」

薄汚い男「へへっ、そうこなくちゃ」

………

…その晩…

アンジェ「……ふう」


…普段は「感覚が鈍る」と、必要のないときは出来るだけ酒を口にしないアンジェ……が、いくつもの任務や情報活動を並行して進め、なおかつ学生としてのカバーを維持するために授業にも欠かさず出席していると疲れがたまり、珍しく「ナイトキャップ」(寝酒)として温めたミルクにブランデーを垂らし、一口ずつゆっくりと喉に流し込んでいる…


ちせの声「……アンジェどの、入っても構わぬか?」

アンジェ「ちせ? ……どうぞ」

ちせ「……夜分遅くに済まぬな」寝間着でもある長襦袢をまとって入って来たちせ……

アンジェ「いいえ……どうかした?」

ちせ「いや……別にどうしたというわけでもないのじゃが……」そういいながらもわずかに視線をそらし、心なしかもじもじしている……

アンジェ「話があれば聞くわ……ホットミルクだけれど、飲む?」

ちせ「そうじゃな……では一口頂戴するとしよう」

…カップのミルクを飲むでもなく、椅子に腰かけてどう話を切り出そうか迷っている様子のちせ…

アンジェ「……」アンジェも聞き上手な腕利き情報部員らしくわきまえたもので、眉毛一つ動かすでもなく、ちせが重い口を開くのをまっている……

ちせ「その、じゃな……ちと頼みがあって……」

アンジェ「……どうぞ」

ちせ「かたじけない……それで、笑わないでほしいのじゃが……」

アンジェ「ええ」

ちせ「その……一緒に寝ても構わぬか?」

アンジェ「……私と?」

ちせ「うむ……実はなにやらこの数日、妙に人恋しくての……一人で寝ているとむしょうに淋しいのじゃ」

アンジェ「そう……きっとホームシックね、無理もないわ」

ちせ「……ほうむしっく?」

アンジェ「何て言えばいいのかしら……旅先で郷里を思い出して淋しく感じる状態の事よ」

ちせ「いわゆる「里心がつく」ということじゃろうか」

アンジェ「おそらくね……」

ちせ「そうか……とはいえこんな恥ずかしい事はベアトリスには言えぬし、プリンセスは公務で多忙、ドロシーも今はおらぬ……しかしおぬしならば口も固いし、こんな恥ずかしい事を相談しても黙っていてくれるかと思っての……///」気恥ずかしいのか、目をそらし気味にしてかすかに頬を赤らめている……

アンジェ「そうね。私は黒蜥蜴星人だもの、口は固いわ……それにちょうど寝るところだったし」

ちせ「さようか……では、構わぬじゃろうか?」

アンジェ「ええ……ただ寮監の見回りがあるから、朝の七時前には出て行ってもらうわ」

ちせ「無論じゃ……では、済まぬ」

アンジェ「どうぞ」ミルクを飲み干すとこびりつかないよう水差しの水をカップに入れ、それからベッドの羽布団をまくってちせを手招きした……



<<前のレス[*]|次のレス[#]>>
784Res/2273.62 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice