ドロシー「またハニートラップかよ…って、プリンセスに!?」
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648: ◆b0M46H9tf98h[sage saga]
2023/05/25(木) 00:54:32.68 ID:P2/xeLtD0
プリンセス「そう……だとしたらどういう意味だったのかしら?」

ベアトリス「姫様ってば意地悪です……///」

プリンセス「あぁ、ごめんなさい。 そうやって色々な表情を見せてくれるベアトが可愛いものだから、ついつい意地悪を言ってしまうの……許してちょうだいね?」

ベアトリス「許すも許さないもありませんよ、だって姫様は私の……///」

プリンセス「しっ、寮監の見回りだわ……!」

ベアトリス「あわわ……」

…コツ、コツッ……と、時を刻む秒針のように正確な靴音を廊下に響かせて見回りにやって来た寮監……とっさにプリンセスは、慌てふためきながら浴用の道具を拾い集めては胸元に抱え込んでいるベアトリスを抱き寄せると、目隠しの板で隠されているパイプの列の後ろに引きずり込んだ…

寮監「なんだか湯気が残っているみたいだけれど……まぁ、誰なのかしら。 こんなに散らかしたままにして……」

ベアトリス「ど、どうしましょう姫様……入って来ましたよ」

プリンセス「しー……見回りもあるのだから、すぐ行ってしまうはずよ」

寮監「まったくだらしのない……」浴槽の栓を抜く音と共に、貯めてあったお湯が排水パイプを流れていく響きがこだまする……どうやらあちこち深く探し回るつもりはないようで、そのまま踵を返して出て行こうとする……

プリンセス「ふぅ……ちょっと、ベアト?」

ベアトリス「ふ、ふわ……ほこりが、鼻に入って……くしゃみが……」

プリンセス「…んっ///」

ベアトリス「ん、んふ……っ!」

…両腕でベアトリスを抱いている以上、口元を押さえる方法はひとつしかない……瞬時に判断して唇を押しつけ、口を塞ぐようなキスをしたプリンセス……間一髪のところでベアトリスのくしゃみはくぐもった響きで押さえられ、パイプを伝って流れ落ちていくお湯の音にかき消されて寮監の耳には入らなかった…

プリンセス「ふー……前にも同じようなことがあった気もするけれど、こういうのはいつでもスリル満点ね、ベアト?」

ベアトリス「済みません、どうにも押さえられそうになくって……///」

プリンセス「でも無事に見つからないで済んだのだし「結果良ければそれで良し」……でしょう?」

ベアトリス「は、はい……」

プリンセス「さ、次の見回りに来る前に身体を流してしまいましょう?」そう言ってもう一度浴槽の元にやって来たがお湯はすっかり抜かれてしまい、最後に残っている少量の泡だけがゆっくりと排水口に吸い込まれている所だった……

プリンセス「あらあら……仕方ないからシャワーで流すだけ流して、それでおしまいにしましょう?」

ベアトリス「そうですね」もう一度シャワーの栓をひねると、プリンセスとの心安まる一時が予定していたよりもずっと早くおしまいになってしまったことを残念に思いながら、丁寧にプリンセスについた泡やほこりを洗い落とした……

プリンセス「ありがとう、ベアト……それじゃあ貴女の事は私がしてあげる。シャワーの下に立って?」

ベアトリス「いえ、私は自分でやりますから……」

プリンセス「遠慮しないでいいの。 私がベアトのためにしてあげたいのだから……ね♪」

ベアトリス「姫様がそうおっしゃるのでしたら……///」

…恥ずかしげに小柄な裸身をシャワーの下に立たせ、プリンセスの手とスポンジが身体を流していくのに任せるベアトリス……慎ましやかな胸や細い腰、それにプリンセスの願望のために重荷を背負わせてしまっている小さな背中……慈しみと愛情を込めながら、石鹸の泡を洗い落としていく…

プリンセス「はい、これで綺麗になったわ……それじゃあ身体を拭いて、見つからないうちにベッドへ戻りましょうか」

ベアトリス「そうですね」

…プリンセスは肩の力を抜いて立ち、ベアトリスがタオルを持って拭くのに任せた……そして遠慮するベアトリスから彼女のタオルを取り上げ、全身を拭いてあげる……ある程度身体が乾いたところでバスローブを羽織ると、抜き足差し足で浴室を後にした…

…寝室…

プリンセス「ふふっ……ああいうのは小さかったとき以来だから、すっかり童心に返った気分♪」

ベアトリス「もう、笑い事じゃあありませんよ」

プリンセス「そうね……ふふ♪」髪をくしけずってもらいながら、小さく笑い声を漏らした……

ベアトリス「……できましたよ、姫様」

プリンセス「ありがとう、ベアト……それじゃあいらっしゃい♪」

ベアトリス「はい……それと、ぎゅってしてもよろしいでしょうか///」

プリンセス「あらあら、今日のベアトは甘えんぼさんね♪」

ベアトリス「はい、今日は姫様に甘えたい気分なんです///」

プリンセス「ふふふ、どういった風の吹き回しかしら……でも嬉しいわ、ベアトがそうやって私に抱きついてくるの♪」

ベアトリス「……私も、姫様とこうやっていられるのが好きです」

プリンセス「ありがとう、ベアト……ちゅっ♪」


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