ドロシー「またハニートラップかよ…って、プリンセスに!?」
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657: ◆b0M46H9tf98h[sage saga]
2023/08/05(土) 02:18:16.70 ID:y/XpulUj0
…深夜…

ドロシー「よう、戻ったぞ♪」

ちせ「うむ……っ、ずいぶんと酒臭いの」

ドロシー「なにしろフランス娘相手にしこたま飲んだからな……それにシャンパンは度数が高いんだ……ひっく♪」

ちせ「なるほど」

アンジェ「だからってあんなに飲むことはないでしょう」

ドロシー「バカ言え、こちとらアルビオンの間抜けな「ご令嬢」の役割なんだ。関税のかからないフランスのシャンパンをがぶ飲みしてへべれけにならなきゃ、かえって怪しまれるだろう」

アンジェ「そういうことにしておくわ……お風呂だけれど、先にどうぞ?」

ドロシー「悪いな。それじゃあお言葉に甘えてそうさせてもらうぜ……」へべれけに酔っているフリを終わらせると、タオルを抱えて浴室へと入っていった……

アンジェ「行ってらっしゃい……ふぅ」少し息を吐くと、椅子に腰かけた……

ちせ「だいぶお疲れじゃな」

アンジェ「そうでもないわ……ちせ、もうお風呂には入ったの?」

ちせ「うむ。しかしこればかりは日本が恋しいのう……アルビオンのもフランスのも浴槽が浅くて満足に浸かることもできぬから、まるでカラスの行水といった気分じゃ」

アンジェ「そうらしいわね」

ちせ「うむ」

アンジェ「日本もいずれ行ってみたいものね……」

ちせ「その時は私が案内をいたそう」

アンジェ「頼もしいわね……ふふ」そう言うといつもは固い表情ばかりのアンジェが、珍しく微笑を浮かべた……

ちせ「そんなにおかしかったかの?」

アンジェ「いいえ……喉が渇いたわ、水を一杯もらえる?」

ちせ「うむ」水差しからグラスに水を注ぐと、アンジェに手渡した……

アンジェ「ありがとう」

ちせ「なに、礼など不要じゃ」

アンジェ「いいえ、親しい間柄でも礼儀は大事よ。 こく……こくん…っ」

ちせ「確かにの」

アンジェ「ふぅ、ごちそうさま……それにしてもどうにも身体が暑いわ」

ちせ「そうでもないと思うが……っ、何をするつもりじゃ?」

アンジェ「大丈夫よ、少しはだけるだけだから……」

ちせ「……ごくっ///」

…シャンパンで紅潮したアンジェの頬や胸元から、体温とともにほんのりと洋ナシのような甘い香水の匂いが立ちのぼってくる……普段は冷静な灰色の瞳もいつもより熱を帯びていて、少し開いた唇に残る飲み干した水の雫も色っぽく、ちせは思わず生唾を飲んだ…

アンジェ「……ちせ」

ちせ「な、なんじゃ……///」

アンジェ「来て……♪」

ちせ「いや、それは……っ///」

アンジェ「私とは嫌?」

ちせ「そ、そうではないが……じゃが、ドロシーどのも風呂から上がってくるじゃろうし……///」

アンジェ「なら、ドロシーが出るまでの少しだけ……」

…アンジェが隣に腰かけると、火照った身体の熱が服の布地越しに伝わってくる……もじもじと距離を取ろうとすると、アンジェの細いが力強い手が腰に回されて、ぐっと近くに引き寄せられた…

アンジェ「……ちゅ」

ちせ「あっ……ん、んんぅ///」

アンジェ「ふふ、可愛いわ……ちせ♪」

ちせ「///」


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