ドロシー「またハニートラップかよ…って、プリンセスに!?」
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719: ◆b0M46H9tf98h[sage saga]
2024/11/29(金) 01:21:00.40 ID:arkuOjKV0
…しばらくして…

ベアトリス「ふわぁ……ご、ごめんなさい」あくびが出そうになり、顔を赤らめて謝った……

プリンセス「ふふ、ベアトも今日は色々と疲れたでしょう。先に休んでいて構わないわ」

ベアトリス「でも、姫様……」

プリンセス「いいのよ、ベアト……その代わり、わたくしのお布団を整えておいてもらえるかしら?」

ベアトリス「もちろんです、姫様」

ちせ「確かにもうこんな時刻じゃ、私もお暇させていただこう」

ドロシー「ああ、ゆっくり寝ろよ」

アンジェ「お休み」

プリンセス「お休みなさい♪」

ドロシー「……なぁアンジェ、さっきのベアトリスの話だが」ベアトリスとちせが静かにドアを閉めて出ていくとドロシーはカップに残っていた紅茶を飲み干し、あきれたように肩をすくめた…

アンジェ「ええ」

ドロシー「どう思うよ?」

アンジェ「まともに取り合うだけバカバカしいわ」

プリンセス「あら? せっかくの機会ですもの、ちょっと行ってみたいと思ったのですけれど♪」

ドロシー「おいおい、勘弁してくれ……」

…数十分前…

ベアトリス「それで、シャーリーさんが寮への帰り道に「ベアトリスさん、今度機会があったらシャーロット王女様もお誘いになってみてはいかがかしら?」って言っていました。もちろん、私としては答えようがないのでどちらとも言いませんでしたが」

………

…

ドロシー「あいつら、はじめっからそれが狙いだったんだろうさ」

アンジェ「ベアトリスを餌にプリンセスを釣ろうとしたのね……プリンセスとお近づきになりたい、プリンセスの言動ならなんでも知りたいという熱烈な支持者は少なくないもの」

プリンセス「わたくしとしては、それだけ皆さまが愛してくれているのだと思っておりますけれど」

ドロシー「だからといってどこの馬の骨ともしれない占い師のところに気軽に行く訳にもいかないだろう……たとえお忍びで出かけるにしたってな」

アンジェ「それにもし占いの最中に妙な託宣を告げられて、それをきっかけに正体がバレるような事態になっては困る」

プリンセス「だからといって、せっかくのお誘いをむげに断るのもシャーリーさんたちの気持ちを害することになるのではないかしら?」

アンジェ「それは分かっているわ、だからといって素直に行くのも考え物よ」

プリンセス「そうかもしれないけれど……」

ドロシー「……それならアンジェ、お前さんが行ってきたらどうだ?」

アンジェ「私が?」

ドロシー「ああ。お前さんなら入れ替わったところでバレやしないし、もし不測の事態があったところで対応できるだろう」

プリンセス「そうね、それなら良いかもしれないわ♪」

アンジェ「あいにく黒蜥蜴星人は占いなんて迷信は信じないの」

ドロシー「お前さんが占いを信じているかどうかなんて気にしちゃいねえよ。プリンセスの代わりとして占い婆さんに水晶玉だか手相だかを見てもらえばいいって言ってるのさ」

アンジェ「気が進まないわ」

プリンセス「あら「この世界では、たとえやりたくない任務でもこなさなければならない」って教えてくれたのはアンジェよ?」

アンジェ「……」

ドロシー「決まりだな。今度ベアトリスを通して「プリンセスも行きたがっている」と伝えさせるとしよう」

プリンセス「わたくしの代わりにたくさん占ってもらってきてね、アンジェ?」

アンジェ「せいぜいあきれたような表情が出ないよう努力するわ」

………

…


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