ドロシー「またハニートラップかよ…って、プリンセスに!?」
��↓ ��1- ��覧 ��板 ��20
731: ◆b0M46H9tf98h[sage saga]
2025/03/27(木) 01:11:54.87 ID:ItWCVwFj0
係「いやぁ、なかなか上手でしたよ? さ、どうぞ」

ドロシー「残念賞はアメ玉ね……」もらったキャンディをしゃぶりながらちせの様子を確かめる……

ちせ「……むむ、こうか」

係「そうそう、お嬢ちゃんは小さいから的の位置を下げてあげるね」

ちせ「子供扱いは止めてもらいたいものじゃが……」ぶつぶつと言いながら.22ショートの単発ライフルを構えた……

係「さぁどうぞ!」

ちせ「うむ……」パシッ!

係「ありゃりゃ、外れだ。次はもっとしっかり狙ってみてね!」

ちせ「分かってはおるのじゃが……」パシンッ!

係「あーあー、それじゃあ当たらないよ」

ちせ「むむむ……もう五発じゃ」

係「毎度! 今度はゆっくり狙いをつけてごらん」

ちせ「うむ……」パシンッ!

係「残念、これも外れだ」

ちせ「むぅぅ……」

ドロシー「仕方ないな、こうなったら私が……」ムキになり始めているちせを見かねて割って入ろうとするより先に、一人の男が射的台に近寄ってきた……

男「お嬢ちゃん、良かったら少し教えてあげよう」

ちせ「む……?」

…小柄なちせが見上げた先には、黄土色をしたフェルトのテンガロンハットに黒のリボンタイ、コヨーテ色の上着とズボンに艶のある茶革のブーツで身を固めた男が立っている……先端を少しはね上げたウェスタン風の口ひげをたくわえ、帽子のつばに手をかけて気さくな態度で挨拶をする男…

ウェスタン男「ま、ちょっと貸してみな? いいかい……」パンッ!

ちせ「む……!」

ドロシー「……ほう」

…的をじっと見るでもなく、おもむろに銃を構えたかと思うといとも容易く中心を撃ち抜いた男……その構えや気取らない動作から、ドロシーは男が相当な射撃の名手だと気がついた…

男「撃つときにあんまり身体をこわばらせないでリラックスして引き金を引くのさ……それからそちらのお嬢ちゃん」

ドロシー「私のことかしら?」

男「ああ。さっきのを見させてもらったが、君はセンスがあるぜ。一ペンス出すからもう五発やってみな?」

ドロシー「でも、見ず知らずの方に出していただくわけには……」

男「なに、遠慮することはないさ♪」

ドロシー「……そうですか、では」パンッ!

男「いいね。なかなかのもんだが跳ね上がりのことが入っていないから右上にずれてる……もうちょい左下を狙ってみな」

ドロシー「こう……?」パシッ!

男「今度はちょいと意識しすぎたな、だが悪くないぜ……その腕ならスカンク撃ちくらいはできるよ♪」

ドロシー「スカンク?」

男「西部にいる、くさい臭いを出す黒白のリスみたいなやつさ……お嬢ちゃん、君も練習すればひとかどになれそうだぜ」

ドロシー「ご丁寧にどうも」

男「なぁに、気にするなって……ま、楽しんでいってくれよ?」

ドロシー「ええ、ありがとう」

ちせ「……ずいぶんと馴れ馴れしい奴じゃったのう」

ドロシー「ああ……だけどあいつ、バレないようにしていたが身体が左側にかしいでた。相当な使い手だ……もしかしたらあれが探している奴かもしれない」

ちせ「あんな軽い調子の男がか?」

ドロシー「態度はうわべだけさ……距離を開けて監視するとしよう」


<<前のレス[*]|次のレス[#]>>
783Res/2270.05 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice