ドロシー「またハニートラップかよ…って、プリンセスに!?」
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756: ◆b0M46H9tf98h[sage saga]
2025/10/24(金) 02:00:20.57 ID:3Q7qOJ7y0
…後日…

アンジェ「……いま戻ったわ」

ドロシー「おう、おかえり……プリンセスとベアトリスは王宮か」

アンジェ「ええ、王宮なら私がいなくてもどうにかなるから……留守中は何もなかった?」

ドロシー「ああ、何もなかったさ。新大陸植民地から来たエージェントと王国の連絡役を始末して、バハマで起きた反乱を鎮圧するために用意していた武器を吹き飛ばしたくらいでな」紅茶を注いでカップを差し出した……

アンジェ「それなら新聞で読んだわ。表向きは『壁』沿いの倉庫で起きた火災と言うことになっていたけれど」

ドロシー「流石に火が出たことまでは隠せないからな」

アンジェ「それにしてもバハマ諸島ね……」一口飲んでカップを置いた……

ドロシー「ジャマイカにバハマ、どこも火を噴きそうになっているところをギリギリのバランスを保っていたが、ここ最近は王位継承権の争いから植民地でもそれぞれの派閥に分かれて対立が激化しているからな……その隙を突くようにスペインやフランスが独立派を焚きつけているし」

アンジェ「そうね、王国がぐらついてくれる分には構わない。ただ、こちらが体制をひっくり返す都合とタイミングを合わせてもらえばいいだけよ」

ドロシー「そのお膳立てをするのがこちとらの任務でもあるしな」

アンジェ「そういうことね……ところでちせは?」

ドロシー「ちせなら寝てるよ」

アンジェ「……勤勉な彼女にしては珍しいわね」

ドロシー「なぁに、ちょっとばかり夜ふかしをしたもんでね……♪」露骨な含みをもたせた色っぽいウィンクを投げた……

アンジェ「あきれかえって物も言えないわ……」

ドロシー「そういうな、これでもお前さんの留守中は頑張ったんだぜ?」

アンジェ「それが任務でしょう」

ドロシー「銃弾がおっぱいをかすめるような目に合ったっていうのに冷たいな」

アンジェ「エージェントのくせに撃ち合いになって手傷を負う方が悪いわ」

ドロシー「言ってくれるね」

アンジェ「……それで、コントロールからは?」

ドロシー「いつもの通り「ご苦労」のひと言だけさ」

アンジェ「結構……ところでドロシー、貴女お酒を飲んでいるの?」

ドロシー「ああ」

アンジェ「休日とは言えまだ午前中よ、アルコール治療院のお世話になる予定なの?」

ドロシー「そう言うな、ちょっと紅茶に入れているだけさ」

アンジェ「ラム酒?」

ドロシー「ああ。ジャマイカはラムの産地だし、その見本市でいいやつをいくらか買い込んでおいたのさ♪」

アンジェ「あきれた……」

ドロシー「いいじゃないか。本部は役に立たない作戦でも何百、何千ポンドとつぎ込むんだぜ? ちっとくらいは還元してもらったってバチは当たらないさ」

アンジェ「会計課に無駄な支出について問い詰められるような事があったら、貴女が釈明してちょうだいね」

ドロシー「ああ、これでも口はうまい方さ♪」

アンジェ「貴女のは「調子が良い」の間違いでしょう……少しもらうわ」

ドロシー「飲まないんじゃなかったのか?」

アンジェ「こんな馬鹿馬鹿しい話に付き合わされるのだったら少しくらい飲まないとやっていられないわ……それでいい」

ドロシー「それじゃあお互いの任務成功を祝って……♪」

アンジェ「乾杯」

ドロシー「乾杯♪」チャーミングな笑みを浮かべてカップを軽く持ち上げた……




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