ドロシー「またハニートラップかよ…って、プリンセスに!?」
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◆b0M46H9tf98h
[sage saga]
2026/04/02(木) 00:44:35.51 ID:Nhoe3ffG0
…数日後…
アンジェ「それじゃあ手はずの再確認を行うわ」
ベアトリス「はい。まずは夜になったところでアンジェさんが容疑者を執務室に呼び出す。そこに私が「姫様から用事を承った」と鉢合わせする形で一対一になり、ひょんなことから対象が脅迫状の送り主であることに気づいたフリをして事の次第を問い詰める」
アンジェ「その通り……仮に逆上されたりシラを切られた場合、あるいは必要な言質を取った場合には私が部屋に入ってやり込めるから、心配することはない」
ベアトリス「はい」
アンジェ「とはいえある程度は決定的な状況を作らなければならないのだから、どこかで私が割って入るからといって甘えられては困る。一人でやり遂げてみなさい」
ベアトリス「頑張ります」
アンジェ「ええ……この作戦はある程度の難しさがあるわ。対象者にしゃべらせる時間を作ると同時に、第三者が介入しないよう手際よく片付けなければならない」
ベアトリス「やってみせます、姫様のためですから」
アンジェ「頼もしいことね……それじゃあ夜になるまでは普段通りに」
ベアトリス「はい」
…夜中…
アンジェ「……あら、ちょっとお勉強をしていたらもうこんな時間。貴女たちも疲れたでしょう、なにかあったら呼びますから下がってよろしいですよ」
侍女たち「はい、では失礼いたします」
アンジェ「ええ、わたくしもラテン語と地理を片付けたらベッドに入りますから♪」
………
…侍女たちの部屋…
蜂蜜色「今日は王女様も夜更かしみたいね」
砂色「あなたと違ってご学習だけどね」
巻き毛「はいはい、そんなことを言っている間に……と♪」多少固くなっているケーキの端っこをひょいと口に放り込んだ……
砂色「あ!」
年上「ほら、バカをやってないで片付けるわよ。今夜はまだ王女様も起きていらっしゃるんだから、いつ呼び出されてもいいようにしなさい」そう言うとお夜食の盆に食器やティーセットを集めていく……
年上「今日は貴女の番だったわね、厨房によろしく言っておいてちょうだい……ほら、集まらないと彼女が返しに行けないでしょうが。早くしなさいよ」
蜂蜜色「はぁい」
パリド「これで全部ね……それじゃあ行ってくるわ」食器を乗せたワゴンを押してさっと出ていった顔色の悪い侍女……
ベアトリス「……ふぅ(この中の誰かが姫様を……)」
砂色「どうかした?」
ベアトリス「いえ、なんでも……」
巻き毛「ちょっと食べ過ぎたんじゃない?」
蜂蜜色「いいのよ、ベアトリスは小っちゃいんだからもっと食べて大きくならなきゃ……特にこの辺もね♪」つつましい乳房に手を這わせた……
ベアトリス「ひゃあ!?」
年上「こら、そういうのは御法度だって言ってるでしょうが!」
蜂蜜色「大丈夫ですってば。王女様だって日頃から「仲良くしろ」っておっしゃっているんですし♪」
年上「そういう意味じゃないでしょうが。はしたない」
ベアトリス「……」プリンセスとの関係は社会の規範から言うと「はしたない」行いになってしまうことに傷ついて顔をそむけたベアトリス……
年上「ほらご覧、ベアトリスだってうつむいちゃったじゃない……大丈夫よ、あなたが悪いんじゃないんだから」
ベアトリス「いえ、大丈夫ですよ♪」機嫌のいいフリをしてごまかしていると、伝声管のような呼び出し装置が鈴を鳴らした……
ベアトリス「あ、私が出ます……はい、はい……分かりました」
年上「お勤め?」
ベアトリス「はい、ちょっと行ってきます」部屋を出ると一つ息を吐いて、脅迫状の送り主との対峙に備えて気合を入れた……
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