200:つよくていだいなアライちゃん?[saga]
2018/08/17(金) 20:47:50.50 ID:+Rl6fyMf0
アライちゃん「もうはじめるのりゃ!?」プルプル
心の準備が出来ていないのか、アライちゃんはいきなり始まったことに戸惑っていた。
俺「別に構わないだろ?」
アライちゃん「う、うるさいのりゃ!」プルプル
俺「ゴン、まずは相手の様子見だ。よし、って言うまでそのままおすわりしててくれよ?」
ワンッ
ゴンは俺のほうを見て吠えた後、アライちゃんのほうへと視線を移した。
俺「強くて偉大なアライちゃんの攻撃を見せてくれよ。」
俺は半笑いになりながらそう言った。
アライちゃんとしてはその態度が気に食わなかったようで、今まで震えてい体がピタリと止まった。
アライちゃん「ばかにするなぁ!!」ヨチヨチ
ヨチヨチ歩きでそのままゴンの右足にぶつかった。
アライちゃん「りょうりゃ!」ドヤァ
アライちゃんは満足そうに見上げた。
所詮ヨチヨチ歩きのため、亀ほど遅いとは言わないが、生物的に見たら遅い方だ。
そのため、その程度ではダメージらしいものは無い。
アライちゃん「なんで、たおれないのりゃ!?」ビクン
アライちゃん「おかーしゃんのたいあたりはすごくつよかったのりゃ!! りゃからまねしたのにぃ!!」
成体のアライさんと比べるほうが間違っている。
あっちは二足歩行のため、それなりの速度がある。
だからこその威力だというのに、それが分かっていないようだ。
アライちゃん「こうなったら、これならこれなのりゃ!!」
アライちゃんが手を振りかざした。
それを見た俺は思わず止めに入ろうとした。
アライさんは、病原菌のデパートと呼ばれるアライグマのフレンズ。
少しの傷口から感染症を引き起こし、死んでしまうケースが何件も確認されている。
ゴンが汚れても大丈夫かも、って思っていたときはそのことを忘れていたが、アライちゃんの爪を見て思い出したのだ。
しかし、爪をよく見てみると、先端が丸くなっていたり、無かったりと傷を負わせれるような状態でないことが確認できた。
アライちゃん「のりゃ! のりゃ! のりゃ!」
アライちゃんの必死の攻撃に、ゴンは動じる様子も無く、ただ見下ろしていた。
ハッハッハッ
アライちゃん「〜〜〜!! りょーして、たおれないのりゃ!!」
どうやら、逃げてくるときにいろんなトラブルがあったのだろう。
そのせいで、爪が傷ついてしまい、丸くなったり折れてしまったりしたのだろう。
まぁ、傷は無いにしても、念のため動物病院には連れて行くか。
318Res/238.60 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20