339: ◆sUA3cfRxvJjG[saga]
2018/07/31(火) 22:03:08.60 ID:2b7jK1AR0
さて、足場にされたアライちゃんの様子が変わり始めた。
どんどん弱弱しくなって、バタつくことも少なくなってきた。
アライちゃんEN2-4「...」
アライちゃんEN2-1「いもーと、しっかりするのりゃ!」シッポブンブン
340: ◆sUA3cfRxvJjG[saga]
2018/07/31(火) 22:07:55.47 ID:2b7jK1AR0
俺「あのアライちゃん達、『水』というものを知らないのかな?」
友人「たぶん、まだ教えてもらえてないんだろうね。」
俺「まだ?」
341: ◆sUA3cfRxvJjG[saga]
2018/07/31(火) 22:08:26.57 ID:2b7jK1AR0
モニターに目を戻すと、足場にされるアライちゃんを決めるために必死に争っていた。
アライちゃんEN2-1「いも、とは、おね、しゃん、のため、から、はる、のりゃ!」バチャバチャ
アライちゃんEN2-2「おね、しゃ、は、いも、とのた、から、はる、のりゃ!」バチャバチャ
アライちゃんEN2-3「さっき、らくし、から、こん、は、アラ、しゃ、の、ばん!」バチャバチャ
342: ◆sUA3cfRxvJjG[saga]
2018/07/31(火) 22:10:32.07 ID:2b7jK1AR0
俺「そもそも、沈んだ奴らの上に立てば良くないか?」
友人「さっきも言ったけど、離乳前のアライちゃんっぽいから、まだ立つことを知らないんだよ。」
俺「そうなのか?」
343: ◆sUA3cfRxvJjG[saga]
2018/07/31(火) 22:11:00.59 ID:2b7jK1AR0
アライちゃんEN2-2「やったのりゃ!」ハァハァ
アライちゃんの歓喜の声が聞こえたため、モニターに目を戻した。
アライちゃんEN2-2「しまいをうつくしいきずなのりゃ!」ハァハァ
344: ◆sUA3cfRxvJjG[saga]
2018/07/31(火) 22:11:54.25 ID:2b7jK1AR0
俺「つか、姉妹を犠牲にしてる時点で『美しい絆』なんて無いだろ。」
友人「あいつ等はあれで美しいつもりなんだよ。」
俺「何だかなぁ。」
345: ◆sUA3cfRxvJjG[saga]
2018/07/31(火) 22:16:05.40 ID:2b7jK1AR0
そういえば、ジョンがまた静かな気がする。
ジョンの姿を探すと、なにやら回りのスタッフに指示を出していた。
しかも、ステージ中央では勝者であるはずのアライさんが倒れている。
俺「あれ!? あのアライさん勝ったはずなのに倒れてる!」
346: ◆sUA3cfRxvJjG[saga]
2018/07/31(火) 22:16:41.61 ID:2b7jK1AR0
アライちゃんEN2-2「いもーとがつかえなくなったのりゃ!」シッポブンブン
アライちゃんEN2-1「こい、アラ、しゃ、の、うえ、から、この!」バチャバチャ
アライちゃんEN2-3「...」
どうやら、何にも捕まることが出来ず、絶えず手を動かしていたアライちゃんは力尽きてしまったようだ。
347: ◆sUA3cfRxvJjG[saga]
2018/07/31(火) 22:32:14.98 ID:2b7jK1AR0
アライちゃんEN2-1「いい、かげん、する、のりゃ!」グイ
アライちゃんEN2-2「のりゃ!?」ザブーン
足場にされていたアライちゃんは、上で振られていた尻尾をタイミングよく掴んだ。
そして、前転するような形で上のアライちゃんを巻き込み、水の中へ引きずり込んだ。
348: ◆sUA3cfRxvJjG[saga]
2018/07/31(火) 22:40:05.16 ID:2b7jK1AR0
ジョン「フィニーーーーーッシュ!!」
檻の中が静かになったタイミングで、ジョンが終了の合図を出した。
ステージの周辺を見ると、既に他のスタッフは撤収した後のようだった。
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