王馬「Death end re:Quest」
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52:>>1[saga]
2018/04/22(日) 15:41:19.99 ID:eC3ICFPU0
王馬「ちょっと…冗談キツいって」
春川「何処から表れたの…?こんな奴が隠れていられる場所なんて、そうないはず………!!」
鋭い爪が生えた手が春川に向かって降り下ろされる。しかしそれは避けられたことで肉を裂くことはなくただ床を抉り、削り取るだけで終わった。
その隙をついて先程より少し離れたところに移動した王馬は、自身の体に違和感を感じていた。
一言で言うなら、苦痛。何かが自身の内部で暴れているような感覚に、体がギリギリと軋むような痛み。あまりの痛さに顔を歪めれば、今度は全身が何かに蝕まれていくような感覚に襲われる。
王馬「ッ……がっ…あぁっ……あっ、ああぁ……」
王馬「──痛い!!!」
王馬「痛いっ!!!う、ああっ!!!あああああああああああッッッ!!!ひっ…ぐっ、ああっ……!!痛いッ……痛いよっ!!!ヤダッ…アッ、アアアアアアアアア!!!!」
…絶叫。いったいその小さな体の何処からそんな声が出るのかは全くの謎であるが、少年の苦しむ声は辺りに響き渡っていた。次の手を出そうとしてたあの怪物も、怪物と面向かっている少女も、その悲鳴を聞いて体が止まっていた。
王馬「あっ……ぐっ…、うぷっ……」
ゴロゴロと体を転がし、床に体を打ち付けてから王馬はその口に手を当てた。体の向きを調え、座り込んだような体勢になった時。ポタリ、指と指の隙間から黒い液体のようなものが垂れる。一見するとただの黒い液体に見えるが、よく見ると010101……という数字の羅列が紫の文字で浮かび上がっては消えを繰り返しているという。あまりにもおかしな光景である。
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