王馬「Death end re:Quest」
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53:>>1[saga]
2018/04/22(日) 15:41:57.56 ID:eC3ICFPU0
王馬「うっ……ぐっ、ごっ…」

胃の中から何かが上ってくる。文字通り喉の奥が拡げられ、息が詰まる感覚。その口からはベシャベシャと黒い液体が落ち続けており、顔の色は十秒とたたない内に青くなっていた。

王馬「んっ……ぐぅっ……………!!」

王馬「──がぁっ…!!ぐぅ…ゲホッ、う、ああ…あ…」

ベシャッ…!黒い液体と共に、黒い塊が地に落ちる。口の端からはまだ黒い液体が滴り落ちており、床にできた01の羅列が表示されては消えてを繰り返すヘドロのような水溜まりに波紋を作った。

その溜まり場中で、モゾモゾと塊が動いた。バチャリ、細い円錐のようなものを持った球体が水面を叩いて跳ね上がった。

バグゥ・リザード『バッグウゥゥゥーーーーーー!!!』

ゴッ、という鈍い音。なんということだろうか、登場してからまだ数十秒なのにも関わらず王馬の額にクリティカルヒットした。完全出落ちである。

バグゥ・リザード『グウッ……』

王馬「〜〜〜〜〜〜っ!!」

突然飛び出したそれも、突然頭突きを食らわされた王馬もプルプルと体を震わさせている。

しかしそんなことなどお構いなしにと、怪物は既に歩みを進めていた。弱っているなら、弱っている方から。少年に大きな影が被さり、その色が黒に近くなる。爪が鼻先に迫った瞬間、

──ガチンッ…!

王馬「…あ、あれ…?オレ、なんで…?」

バグゥ・リザード『…グッ!』



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