王馬「Death end re:Quest」
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54:>>1[saga]
2018/04/22(日) 15:42:39.78 ID:eC3ICFPU0
手にはいつの間にか剣が握られており、その剣で怪物の爪を間一髪で防いだというファンタジーでありがちな光景が生まれている。しかし力は怪物の方が上、そりゃそうだ。あの体格差で王馬の方が上なんてことは考えられない。怪物はそのまま剣をへし折ろうと圧力をかけてきており、今にも潰されてしまうんじゃないかという感じである。

ただ、春川は一連の光景を見て何かを察したらしく、何故か怪物の後ろへ回り込んでいた。

ドクリ、心臓の音がいつもより煩い気がする。カーンカーン、自分の頭の奥で何かが警笛を鳴らしている気がする。あくまでも「気がする」、だが、王馬は明らかな異変を感じ取っていた。

王馬「うっ…ぐうっ…!?っ……!!!!」

ザアアアア、と、黒いウィンドウのようにも見えなくはない四角いものが王馬の姿を隠す。怪物が驚きたじろいだが、もう遅い。押されていた剣が怪物を弾き飛ばすの同時に黒い四角は破片となって辺りへ飛び散った。[?エラーが発生しました。]という文字の破片や[汚$ヴェ92,@■▲ぱーSえnT]というめちゃくちゃな文字列になってしまた何が見えたが、これは多分というか汚染度がバグった証拠である。

春川「…逃がさない、【クチージョグリッジ】…!」

怪物が後ろへ弾けとんだ時、それを春川は狙っていた。既に春川は怪物よりも高い所へ飛び上がっており、赤い01の羅列が映る黒いナイフを真上から怪物へ打ち込んでいく。そして、手にしたナイフの刃で怪物をこれまた真上から斜めに斬りつけて見せた。

激しい血飛沫。既に汚れていた床は更に穢れ、元の美しいタイルは赤茶色に塗りつぶされていた。が、しかし。動き出してしまったものは止められない。

王馬「…【メンダシウムグリッジ】」


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