【安価でゆゆゆ】久遠天乃は勇者である2nd【十五輪目】
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18: ◆QhFDI08WfRWv[saga]
2018/04/17(火) 22:50:15.78 ID:9Sk08Heoo

誰か一人欠けていてはここまでこれなかったかもしれない

ここまで来れていたとしても、誰かが欠けていたかもしれない

あるいは、ここまで生きていたいと

そんな願いを持つことはなかったかもしれない

だからこそ、天乃は思う

天乃「勝手に。だけどね」

樹「やっぱり、久遠先輩は久遠先輩ですね」

天乃「どういう意味か気になるんだけど――」

「お姉ちゃんお姉ちゃん、まだー?」

天乃「樹お姉ちゃんはまず、その子たちの相手をしてあげないとね」

樹「久遠先輩にお姉ちゃんって呼ばれるとなんだか照れちゃいます」

かわいらしく照れ笑いを浮かべる樹が子供たちに引っ張られ、占いへと戻っていくのを見送った天乃は

部屋の片隅で男の子を集める女性へと目を向ける

樹の占いや、折り紙でのかぼちゃやお化けなどの折り方など

いくつかの催しがある中の一つ

樹とは違って完全に魔女の衣装を着こんだ女性

光をきれいに反射させる輝きは美しく

魔女と言われても信じられるような姿

その女の人は子供たちに一定以上離れるように言うと、両手を合わせて離す

その瞬間――ボッっと小さな爆発のような音が鳴り、

女の人の手と手の中心に赤い光が輝いていた

子供たちの歓声と称賛

手品だなんだと楽しそうに聞こえる声を向けられる女性は

浮かぶ火の玉を右手の平に乗せて、くくくっと、悪戯っぽく笑う

九尾「南瓜提灯というものを知っておるじゃろう? これはそれの元になった光。どうじゃ、美しかろう?」


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