【安価・ダンロン】特に理由のないリョナが>>2を襲う!
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31: ◆DGwFOSdNIfdy[saga]
2018/06/30(土) 04:37:23.51 ID:myzw7s2SO

着いた先は本科生の寄宿舎だった。寮室は防音設備が施されているのだそうだ。内緒話をするにはもってこいだろう。

ソニアは周囲を気にしながら俺をこっそり部屋に招き入れた。


ソニア「どうぞ、そこにおかけになってください」

「ありがとう」


座るよう促されたのは客人用らしいソファで、柔らかすぎて少々居心地が悪い。ソニアは繊細なデザインのアンティークチェアに腰かけた。


ソニア「よっこいしょういち」


その際彼女がごく自然に発した言葉は、取り敢えず聞かなかった事にした。


「早速だけど本題に入らせてもらう」

ソニア「…はい」

「この動画を見てくれ」


自分が何を見せられるのか、ソニアはとっくに解っていたはずだ。それでも彼女はスマホの画面を注視して、決して目を逸らさなかった。


ソニア「もう、充分でしょう」


ソニアが勝手に操作をして、動画は13分10秒でブラックアウトした。彼女は顔色が悪く、石鹸のような頬を一層生白くさせていた。


「データはバックアップ済みだ。言うまでも無い事だけど、一応な」

ソニア「このシチュエーションは…脅迫、なのですね。ドラマで何度も目にしました」

「ああ」

ソニア「あなたの目的は?金銭ですか。国家ですか」

「そんな物は要らない」

ソニア「『そんな物』とは流石に聞き捨てなりません。訂正してください」

「脅されてるのに随分強気だな。…まあ、悪かったよ」

ソニア「しかし、それでは一体…」

「強いて言えば─」


直接口にするのは憚れるような科白だが、言わねば話が進まないので言うしかなかった。


「お前が欲しい」



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