109: ◆1UOAiS.xYWtC[sagesaga]
2018/05/15(火) 07:15:50.76 ID:L8XfZl3U0
勇者「あ、え、と……貴方……」
サキュバスB「んー……?言ったでしょ、わたしはサキュバスB。よろしくね。お姉ちゃん、って呼んでもいいよ?」
勇者「あ、うん……」
サキュバスB「それにしても、ほんと……お肌綺麗だねぇ、きみ。……こういう所はじめて?なーんちゃって……」
いつか、彼女が背中を洗ってくれた時の事を思い起こす。
その時、サキュバスBは背中まで貫通した刺し傷を撫でさすり、その痛みを偲ぶように言葉を失っていた。
失った言葉の代わりにいたわり、やがて……その掌は前の男心にまで伸びて、吐き出させてくれた事も。
勇者「あの……ここは……?」
サキュバスB「ここはね、淫魔の国。わたしみたいなサキュバスが暮らしてる魔界の一国。
……ここの王様はね……す、すごく……カッコいいんだよ。優しくて……え、えっち……も……ゴメン、なんでもない!」
勇者「……え、そ、そう……なんですか……?」
白々しい演技のさなか、唐突な言葉にしばし言葉を失い、照れが顔を染める。
背を預ける姿が幸運となったまま、気付かれぬように顔を覆う。
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