111: ◆1UOAiS.xYWtC[sagesaga]
2018/05/15(火) 07:17:09.71 ID:L8XfZl3U0
勇者「……きっと、さみしかったと思うよ」
サキュバスB「おっと、それじゃ、泡流すね。お目々つぶってー……いくよー」
相槌を待たず、サキュバスBが頭から流すように汲み溜めたお湯をかける。
二度、三度と繰り返すたびに細かな泡が足もとを流れ、排水口へ消えていく。
それはまるで、問いかけそのものを水に流すようで――――……。
サキュバスB「はい、おしまい。……それじゃ、次はきみの番だよ?」
勇者「え……俺……何が?」
サキュバスB「何が、じゃないよー。“お姉ちゃん”の背中、流してくれる?」
勇者「……え、うん……分かった……」
普段は絶対にされない頼み事だった。
今まで背を洗ってくれていたサキュバスBが入れ替わるように前に出てきて、ちんまりと座ってほっそりとした背中をさらけ出す。
水滴を弾き玉粒のように流す、やや白みの強い蒼肌の背。
背骨に沿って中ほどが柔らかく切れ込み、浮き立つ肩甲骨の薄さも際立つ目を奪われるばかりの後ろ姿だった。
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