164: ◆1UOAiS.xYWtC[sagesaga]
2018/05/21(月) 05:05:13.30 ID:yxSbP5Ah0
堕女神「い……いけません、そんな!」
サキュバスC「おいおい……悪魔かテメェ……正気か、こんな時間だぞ!?」
堕女神は慌てて目を逸らし、サキュバスCはそうしたくとも目を逸らせず――――
ちらちらと肉山とチーズの小鍋を交互に見やりながら、提案の主を咎めるように声を張り上げた。
更に畳みかけるようにサキュバスAは無言のまま、テーブルの上に発泡ワインと軽い果実酒を並べる。
サキュバスA「フフッ。体は正直ねぇ。ほぅら……こんなによだれを垂らして……欲しがっているわよ?」
サキュバスC「いや、垂らしてねェし……くそ、マジか……マジか、テメェ……」
本能を直撃する魔の食撰に抗えず――――サキュバスCの手が伸びる。
震える手で骨付き肉をつまみ上げると、どっぷりとチーズの鍋に浸し、すくい上げると、どこまでも追いすがるようにチーズの糸が引く。
こんがりと焼きあがったバックリブの肉汁の薫りが、チーズの熱い香りと合わさる事で、魔性そのものへ変わる。
そこで一度、サキュバスCの意識が途切れ――――
サキュバスC「……はっ!?」
気がつけば、三切れ目をその手に取っており、目の前に、ふたつ分の骨だけが転がっていた。
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