淫魔の国と、こどもの日
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193: ◆1UOAiS.xYWtC[sagesaga]
2018/05/24(木) 00:15:53.68 ID:k1yU/iWI0

サキュバスA「……しかし、奇妙。……堕女神様。貴方は……“子供の姿”などおありですか?」

堕女神「私……ですか?私は……いえ、そもそも子供の時代があったとしても、この姿ではないはずです」

勇者「この姿では、ない……?」

堕女神「はい。私の髪が黒く、目が赤く変じたのも、堕天の際の事。陛下が良く知る姿の私に、“子供時代”など無いのですから」

本来、彼女が“愛の女神”だった頃の髪は黄金に輝いて、その眼の色も淡く澄んでいたという。
時を巻き戻す何かだとすれば、彼女は――――その時の姿に変わるはず。
勇者はそう考え至ったところで……共通点を見つけ出した。
堕女神と自分との、変化の前日の共通点だ。

勇者「おい、サキュバスA。言ってたな。……狐の酒場から肉を貰ったって?」

サキュバスA「え?ええ……あいにくなのですが、もう残っては……」

勇者「それはいい。出所に話がある。時間が惜しい。呼ぶのも面倒だから俺から行こう」



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