204: ◆1UOAiS.xYWtC[sagesaga]
2018/05/26(土) 02:10:07.00 ID:3ltYXf/90
???「この体毛の少なさといい……人間の童は一番よ。何とまぁ、愛い。この骨ばった膝も……
嗚呼、ずっとこのままでも構わぬのに。何故に時など流れるのじゃ」
勇者「っ……だから……!」
抗議の声を上げようとすれば、指の一本一本までが細く、ひんやりとした手で目隠しをされる。
更に、睫毛を指の腹で撫でるようにさわさわと撫でられると……眠気を催すような、涼やかな風がそよぐ錯覚すら起こる。
遠い世界の果ては吹き飛ばされ、風に弄ばれるような心地を起こさせるのは――――獣毛の尻尾の愛撫によるものだ。
もはや、自分の体勢すら意識できない。
???「……くふ。どうした?少しぐらいは抗ってみせい」
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