淫魔の国と、こどもの日
1- 20
50: ◆1UOAiS.xYWtC[sagesaga]
2018/05/10(木) 00:33:37.37 ID:Qe86yV0R0

堕女神「陛下!?」

勇者「ッ――――――!」

堕女神「陛下、しっかりなさってくださ――――あっ……」

廊下の奥にまで響き渡り反響する“少年の”叫び声に、銘々働いていた仕事を中断し、集まってきてしまう。
甲冑の埃を払っていたサキュバスが、洗濯場へ向かっていた水精が、城内へ出入りしていた獣人種の商人が。

「い、今の声……何? 誰ですか!?」
「えっ……なんで、人間の……子供?」
「堕女神様、その子……」
「産んだんですか?」
「誰か人界からさらってきた? まずいですよ、これ……早く帰してあげなきゃダメな案件ですよ」
「――――いや、待って。まさか――――」

口々に勝手な事を呟き合い寄り集まってきた淫魔達へ、脛を起点に背骨を走り抜け痺れさせるような痛みを堪えて、
“人間の子供”はゆっくり、告げる。



<<前のレス[*]次のレス[#]>>
540Res/317.19 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice