53: ◆1UOAiS.xYWtC[sagesaga]
2018/05/10(木) 00:35:33.25 ID:Qe86yV0R0
*****
――――いつもの執務室で、いつものように書面に目を通していてもいくつもの不便が襲ってくる。
まず、ひとつ。
勇者(……机が、高い……)
椅子に座ったまま執務机に向かえば、肩口までの高さに天板があって……とても、その上で作業をする事などできない。
椅子の上に膝立ちの姿勢で向かおうとすれば、できてしまった“スネの傷”のせいで転げ落ちそうな痛みが走る。
苦心しながら紙束と羽ペン、インク壺を床へ下ろして、床に座りながらの仕事を余儀なくされた。
本を積み上げて即席の机を作りどうにかこうにか片付けていくと、ふたつめの問題。
540Res/317.19 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20